コメント15件
ブラックウォールの先にはネット崩壊以前の先端技術が眠っていると囁かれており、腕利きのネットランナーたちがその先への踏破を目指すが、大半が脳を焼かれるか、底の見えないネット空間の闇へ精神を持っていかれて終わる。
ブードゥーボーイズがオルトとのコンタクトを目指すのも、その助力によるネット深淵部への探索の為である。
難しいことを省いて説明すれば、今で言うダークウェブだと思えばいい。ネットが1人歩きを始めて底なし沼のようになったサイバーパンクの世界において、その沼の奥底に当たるのが、件のブラックウォールだ。
この底なし沼から意図的に隠され、偶発的に沈んで行った未知の先端技術に手を伸ばすネットランナーは、然るべき罰と訪れるべき結末を手にしてしまうことだろう。
ジギーQの項目にネットランナーのブラックウォール解説回のスクショがコメントされている。以下は該当コメ6のスクショ引用。
https://imgur.com/Z6oiVBR

https://imgur.com/Pnsnftn

https://imgur.com/QSFjVSq

「BWの向こう側にいるのは一流企業の凄腕エージェントかイカれた連中」「頭蓋内に3倍の圧力がかかり文字通り頭が弾け飛ぶため、専用の設備が必須」「ナノ秒単位で人を殺害するマルウェアや脳に忍び込むAI、人間の正気を失わせるデータの渦」など、恐ろしい説明がされている。星EDではオルトとの接触時に負荷のためにネット設備が溶けてダコタに叱られたりするので、このエージェントの言葉は真実らしい。メインストーリー内でもこれなのだから、描かれていない部分だと恐ろしい数のランナーが犠牲になっているのだろう。
ワールドガイドでは、人間側のネットは浅い空間(シャロー・ネット)、ブラックウォール側は深いネット(ディープ・ネット)と書かれている。
シャローネット側にも無数の亀裂が走っており、空間を埋めるのは分断されたローカルネット達。個人サイトのようなものから企業のドメインが集合した国、州、都市レベルのネット…とのこと。作中ではEZエステートのような企業のサイトやフィンガーズの個人サイトやらが出てくるが、それらはシャローネットで運用されているものと思われる。
ブラックウォール側はご存知の通り、足を踏み入れると最悪魂ごと閉じ込められる危険な空間。ジョブの分岐次第ではデラマンは故郷に帰る…と言って消えてしまうが、その故郷がBWではないか?と考察されている。まだまだ謎の多い空間ゆえに、DLCなどでの補足説明が欲しいところ。
これが無かったら、あるいは崩壊してしまったが最後、人間への悪意に満ちた不良AIが際限無く押し寄せてそれはもう酷いことになるとかならないとか。
ネットウォッチによる監視と修復も掻い潜って「こちら側」に出てきている連中(推定とは言えデラマンとかミスターブルーアイズとか)がいて、それらがもたらしてる事を考えると…。
…これを抜けて事を成そうとしてたブードゥー、下手したら世界の終わり招いてたのでは?
アニメヒロインのルーシーはアラサカの機材でディープネットに潜っていた過去がある。ママン・ブリジット曰く生還者は居ないそうだけど、実際には企業が真面目にやってランナーの運が良ければ帰ってこれないこともないのだろう。
コメントを投稿してみよう!
(感想、考察、雑談もOK)
ネットウォッチが開発したネット上のファイアウォールのこと。
不良AIと化した有害な人工知能を隔絶し、他のサイバースペースに侵入しないようにするための防壁。
向こう側では不良AIがこれを突き破ろうと常に攻撃している。こちら側ではヴードゥーボーイズが穴をあけようとしている。
世間の人々は絶対に崩れることのない壁と考えているが、ネットウォッチのブライスは「割れた窓にゴミ袋を貼りつけて塞いでいるようなもの」と表現した。