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現実世界よりも小型化が進んでおり、「サイバーパンク2077」作中ではボストンバッグサイズにまで小型化された爆弾が登場している。
一方でインプラントの発達で人間には放射能への耐性(全く影響が無い訳ではない)付いており、結果として核兵器使用のハードルが大きく下がって世界中の紛争地帯で大量の核兵器が使用されている。
ちなみに作中で使われた小型核爆弾は生前のジョニーが使っていた頃の代物なので現在では更に小型化されていると思われる。
まあ手榴弾とかで気軽に核使われてたりしないだけでもマシであろう。約50年前の時点で予想よりも破壊力の高い代物だったせいで思ったよりも被害が出てしまったようであるし
現実世界でも、カリホルニウムを使えば小型化が簡単らしく、研究されていた時期もあった。
......カリホルニウムのコストが高すぎて(100gあたり7兆円!)、あっという間に終了したけどね。
アラサカタワー襲撃で使用されたものは0.5ktのミリテク製核爆弾。
非常に小威力な物だが、旧アラサカタワー120階で予定外の爆発を起こした為に、ナイトシティー中心部に壊滅的打撃を与えた。
モデルは通称スーツケース爆弾と呼ばれた米軍の「特殊核爆破資材(SADM)」
簡単に言うと、タイマーを付けたW54核弾頭(10kt)をリュックサックに詰めたものである。
強力なEMP兵器。
地上では局地的限定的に、高高度では地磁気に影響して広範囲、高出力の攻撃となる。
2023年にミリテクがアラサカタワーを核で爆破しアラサカにその責任を擦り付けるが、実際にアラサカタワーにはアラサカ製核自爆装置が設置されており、アラサカは慌てて行方不明になった核を回収しに行く羽目になった。
そう、あの2023年のアラサカタワー襲撃で、あの場所にはもう一発核が存在したのである。
ちなみにこのSADM、検索すると出てくる画像や日本語ウィキに乗ってる写真を見ると「ほーん、ボストンバッグサイズっていってもこんなもんか...」と思うようなゴツイ見た目とサイズをしているが、実はこれは空挺降下や水面下での設置用に使われるハードキャリングケース。
本体はこのゴツイ箱の中に入っているが、まさしく見た目もサイズもボストンバッグ程度しかない。さすがに重量は30キロあるが、体積だけならジョニーが利用したミリテクの核弾頭の2倍ほどなので。大半の人が旅行に持っていくパンパンのボストンバッグの方が大きいだろう。
なお使用している核弾頭、W54のSADM向けバージョンであるB54の威力(収量)はTNT換算10tから1Ktで調整できる( では10ktとあるが間違いだろう)。
サイバーパンク世界はなかなか狂って見えるが、こんなものが大量生産され有事の際の特殊作戦用に備蓄されていたことを考えると、治安の悪さ以外の狂気は現実もどっこいどっこいである...
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説明不要の最終兵器。「サイバーパンク」の世界でも最終兵器である事に変わりはない。