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アラサカはもちろん、タイガークロウズ、ジョウタロウ・ショウボウなど、おおむね日本は今作の悪役的な役割にまわっている。
原作のTRPGサイバーパンク2020が作られた時代の日本や中国といったアジアは、アメリカからは遠い神秘の国である。仏教思想やサムライ、ゲイシャなど、(誤解に基づいた)憧憬と、経済国のイメージが融合され、サイバーパンクという世界観が生まれたのかもしれない。
遠い国であると同時に、世界屈指の経済大国としてアメリカすら打ち倒さんとする勢いもかなり強かったらしく、ニューロマンサーなどサイバーパンク系の作品では日本が悪役だったり脅威として描かれている。現代ではなかなかピンとこないが…。
2020年段階の設定になるが・・・
世界経済を支配するアラサカの国だけに、アラサカの影響力が強いと思いきや、三菱やトヨタと言った企業連合FACSと対立しており、結果として必ずしも日本で覇権を確保できていない。
自衛隊は、企業から強力な最新兵器を導入しており非常に強力ではあるが、給料の高い企業軍に人員が流出する為、相変わらず人員不足に悩んでいる。
この世界で防衛省に昇格できたのはアラサカのお陰である。
スラム以外の治安は良好で警察も軽装備で拳銃しか持っていない。
一方、千葉11区の様なスラムでは治安維持自体行われていない。
アラサカの陰謀で警察は半分解体され、地方都市では民営化されてしまった。
ゲーム内のニュースを見る限り津軽海峡周辺に多数の不発弾があるらしくどうやって北海道との行き来をしているのか...
ニューロマンサーなどが生まれた80年代から90年代前半は、米国のクリントン政権下でジャパンパッシング全盛期の時代なので、恐らくそういった時勢の影響もあると思われる。
サイバーパンク2077の元ネタ、サイバーパンク2020もその年代に登場した作品。
昏い神秘に包まれた悪の経済帝国ニッポン…に…なり続けていたかった…
津波防衛システムズも健在らしいぞ。
本間さんが以前TLしてた。
https://twitter.com/homma_force/status/1247813693225586690?s=61&t=EocSB6Ag3ANgrBAcFGl--w
WNSのクェーサーを紹介する回で、司会の人が"日本産の高級ウィスキーは目玉が飛び出るほどの値段がする"と言ってたのでこの年代ではウィスキーの産地として有名なのかも?
既に現代においても響や山崎のような有名ラベルが国際品評会で最優秀を取る程度に名声を得ている
それを経てからは元々の流通量の少なさに熟成樽の枯渇も相まってどんどん値段が高騰していて海外ではなんと日本のン十倍の値段で取引されているからそれを揶揄しているものと思われる
極右思想のサブロウ・アラサカは、皇居にアラサカの精鋭部隊を配備しており、2067年には天皇の暗殺を阻止した。
暗殺されかかった天皇らしき男性の画像がアラサカタワーのエレベーター内広報映像で確認できる。
なお2067年時点の天皇は、時期的に2020年の神極?天皇(女性)の次代として設定されていた後桃園天皇(神極天皇の甥)と思われる。
(なんで後桃園なんだとか、なんで亡くなる前に追号があるのかは、気にしてはいけない)
ww後後桃園天皇
日本の奇跡か
治安、環境が良いとされるが天皇暗殺未遂やら千葉のスラムやら格差の問題やらがあることが伺えあくまでも「サイバーパンク世界」基準での「良い」であり現実と比較すると普通にヨハネスブルグくらいの治安の悪さはありそうだ
去年だったらそう言えたが今年はサイバーパンク日本を治安でバカに出来ない、誰とは言わんが現実じゃ阻止出来てないし…
スラムもスラムまではいかないけどドヤ街は現在でもあるしね
一匹狼型かつあくまで「元」の付く人間一人のみが標的の事件一つでその国の治安全てが変動するなら世界中あらゆるところが治安最悪になるんですけどそれは大丈夫なんですかね・・・
単独犯ならノーカン説は斬新で草
リアルに関しては荒れる元なのであまり話題にしたくない。
別に(というか全く)斬新じゃないんだよなぁ
おそらく元ネタはAKIRAや機動警察パトレイバーなどに登場する東京湾大規模埋め立て計画、更に元ネタをほじくり返しまくると東京1960計画、ネオトーキョープロジェクト、フェニックス計画などの立案されては立ち消えとなっている数多の臨海地区開発計画であると推測される。
さて、この作品のレトロフューチャーのベースとなった1980年代というと皆さんご存知の通り日本は1960年代から続く経済発展が安定成長期に入り、そこからも発展が止まることなく続き経済力のみでパックスジャポニカの世界も夢じゃないと浮かれていた繁栄と飽和の時代である。俗に言うバブル景気の時代である。
戦後東京の人口は爆発的に増え、その影響でこの時代は都市開発が盛んに行われ、都心に存在していた、地権が複雑に絡み合った民家が立ち並ぶ場所は、土地価格がその土地本来の値段よりも大きい値段をつけられ地上げが横行する事態になった。当時は戸建住宅が人生の最終目標で最優先だった時代、この地上げブーム中で東京含む大都市の市民は過熱化する地上げを見て「今家を買わねば金輪際この辺で家は買えない」と子供にローンを払わせても土地の購入に飛び付く。そうしてさらに土地価格が高騰し土地あればモーマンタイという根拠のない自信も高騰する反面経済は水面下で悪くなっていき最終的に平成初頭に日本経済が深刻なダメージを負う原因となった。
東京の土地問題は地方の田舎にまで派生するにいたり、そのへんの何の変哲もないただの山にホテルが建つだのなんだの根拠も訳のわからん土地神話が生まれる事態になり、最終的にこの土地問題は一旦90年代初頭にバブル崩壊によって解決する。これが私の認識の上でのこの時代の概略だ。
そしてこの過熱する住宅状況の逼迫に対する答えとして用意されたのが東京湾大規模埋め立て計画である。当時としてはとてもリアリティがある且つクリティカルな問題であった。
例としてパトレイバーのバビロンプロジェクトを挙げる。この計画は川崎〜木更津間に大突堤を建築し東京湾の干拓をし住宅問題を解決、更に大突堤によって来る21世紀に起こるであろう温暖化による海面上昇を防ぐという一大プロジェクトである。このような壮大な計画が莫大な経済力を維持し成長させれることを根拠に大真面目に計画されていた。
実際にフェニックス計画がざっとバビロンプロジェクトみたいなもんだった。結局この辺の名残はお台場などの小規模な埋立地とアクアラインなど少しを残すこととなった。
大変長くなってしまって申し訳ないがこれがアラサカの東京湾埋立の元ネタのバックグラウンド概略である。この世界では地方の治安悪化もあり都心部に異常とも言える人口集中が起きているため大昔から、それこそ戦前から考えられている計画が実行されてもおかしくないだろう。
今でもこのような話は公共事業による雇用などと絡めて話される。タワマンの価格の異常高騰の暴落の兆しもあり立ち消えになりそうでもあるがこれからも話されていく不死身かつ壮大な建設計画であるだろう。
こういう意味有る長文は読んでて楽しい
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(感想、考察、雑談もOK)
アジア極東の島国。
本作ではいたる箇所に、日本文化の影響が見られる。
人物や企業の出身地、カルチャーはもちろん、街中でも怪しげな日本語看板が多く存在する。
ジャパンタウンやカブキといった日本フィーチャーな町も存在する。
ゲーム内では東京、千葉11区といった個別地方の地名も登場。