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漢字で書くと「荒坂」
「アラサカ」、「フユツキエレクトロニクス」を始めとした「サイバーパンク」と呼ばれる世界観や作品にはほぼ必ずと言っていいほど日本人から見たら珍妙、あるいは異様な日本語のテキストや日本文化が多く描かれるが、これには「サイバーパンク」という概念が登場した年代に理由がある。
「サイバーパンク」という概念は日本がバブル景気に酔いしれていた1980年代に誕生した。この頃、バブル景気により世界を席巻していた日本に対して日米貿易摩擦を理由にした「日本脅威論」や「反日感情」が高まりを見せ「強大な経済力、資本力を盾に巨大日系企業が世界を支配する」というシナリオが現実味を帯びていた時勢だったのである。
こうした事から映画「エイリアン」には裏で悪事を画策する「ウェイランド・ユタニ(湯谷)」という名の企業が登場したり、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」でも日本製の部品を批判しつつもかなりの高品質であるなどの言及がなされている場面があり、「強大な悪の根拠地、悪の枢軸」という意味で架空の日本企業がサイバーパンクには多く登場する。
アラサカ社の沿革
1915年 創業、第二次世界大戦中は軍事機器の生産を行っていた。
1960年 父親の死亡により荒坂三郎が社長に就任する。
1990年代 アラサカの影響で防衛庁が防衛省に昇格。
1997年 反アラサカ企業により日本の国会議員の60%を買収していたボールドヒルスキャンダルが発覚。総選挙で反アラサカ政権ができる。
2000年代 政治工作で、再びアラサカが政治を支配する。
親アラサカの自衛隊の権限が拡大され、反アラサカの警察が解体、大都市以外は企業に治安維持が委託される。
2010年代 アラサカと反アラサカ企業が熾烈な競争を繰り広げながら世界中に経済圏を拡大。
2013年 ジョニーが北米アラサカタワーを襲撃。
2023年 第四次企業戦争終盤、ミリテクとジョニーにより北米アラサカタワーが核破壊される。
核戦争を恐れた米国がミリテクを国有化、日本政府もアラサカを国有化しアメリカから撤退する。
2040年代 再びアラサカがアメリカ市場に復帰。
2067年 アラサカのボディーガードが天皇暗殺を阻止。
2070年 アメリカ統一戦争にアラサカ軍が介入、独立州の支持を受けアメリカにおける覇権争いを再開する。
2077年 レリックの発表、そしてCEO荒坂三郎が何者かに暗殺される。(ゲーム開始時期)
製造している武器や兵器などは以下の通り。
武器、装備等
カタナ (近接武器)
HJKE-11 ユキムラ (スマートピストル)
JKE-X2 ケンシン (スマートピストル)
タマユラ (パワーピストル)
シグレ (パワーサブマシンガン)
TKI-20 シンゲン (スマートサブマシンガン)
ノワキ (パワーアサルトライフル)
HJSH-18 マサムネ (パワーアサルトライフル)
JSH-X12 ノブナガ (『安全策』中の動画で出てくるスナイパーライフル 没武器)
マンティスブレード (サイバーウェア)
ゴリラアーム (サイバーウェア)
プロジェクタイルランチャー (サイバーウェア)
痛覚エディター (サイバーウェア)
レリック
兵器、車両等
空母クジラ
ロボットR Mk.2
セントリータレット
このほか、他社の車両や兵器を社用車として採用している。
アニメで登場したケイトとダグラスは結局どうなったんやろか?
アラサカ的にはここまで騒動をデカくして社内に損害を出しまくった挙げ句ファラデーに全責任押し付けて無かった事にするなんてことは、絶対許さないだろうからな…
原典であるサイバーパンク2.0.2.0.のワールドガイドに「ニッポンソースブック 日出ずる国のサイバーパンク」ってのがあるんだけど、そっちには詳しく書かれているらしい。
私は基本ルールしか入手できていなくて売ってるのを見たことすら無いので所有者いたら書いて欲しい。
ちなみに元々5000円くらいだったのが、現在26000円以上のプレミア価格。
サブロウを頂点としているが、メガコーポの例に漏れず身内同士の内部抗争が行われており、
ヨリナガが主導する強硬派「タカ派」
ハナコが主導する従順派「ハクチョウ派」
ミチコが主導する改革派「ハト派」
の3つの派閥が存在する。
2077年ではコーポVの上司であるアーサー・ジェンキンスがケイトと同じ防諜部部長なので、二人仲良く処断されているな。
もっとも、そのジェンキンスもVが解雇された直後に殺されている訳で、防諜部部長という幹部クラスでも安泰ではないという訳で......
うん、デビットはアラサカでは大成しないな。
悪魔以外のエンドだとアラサカ社は大ダメージを受けて雲行きが怪しくなる。
各エンドで見た情報だと
・神輿が破壊され、魂の救済プロジェクトが破綻する。各世論の糾弾により、信頼を落とす
・株価が暴落し、さらに落ちる模様
・ミリテクとの連携を放棄し、一種即発の状態となる
・ハナコが死亡し、ヨリノブが実質的な支配者となる
神輿が破壊されたことにより、サブロウのコンストラクトも失ったため、サブロウが夢見てた不老不死の計画も失敗に終わり、ハナコも死亡したため、ヨリノブが実質的な独裁者になるが、後ろ盾のアダム・スマッシャーもなくなり、過去の経歴的に役員や取締役の支持も得られない彼からするとお先真っ暗になるのは遠くないだろう
ちなみに海外への進出という意味ではアラサカは圧倒的であるが本来の自国である日本では対抗馬となる他企業が結構な数存在している模様。
確か月や宇宙を開発して支配してる企業がその内の一つと聞いたが、悪魔エンド後以外は下手するとアラサカ本社に自然災害を装った隕石が落とされるのではなかろうか()
ロゴが一見すると家紋っぽいけど、なんか家紋っぽくない
直線と円というプリミティブな構成要素だけで飾りっ気がなさすぎるから?
(三つ鱗紋とかあるやん!とか言わないで;;)
サイバーパンクな謎日本とマッチするいいロゴだと思う
某所に残されたサブロウの日記によると、例のチップが隠匿されているナイトシティをまるごと消滅させることも考えていた。そうしなかったのはヨリノブを「利用」する予定だったからと想像できる記述もある。世界をいつでも破壊できるが今のところはしない、という発想の持ち主。
アラサカの社章に似た家紋としては立葵紋あるので家紋っぽくないって感じはあまり受けなかった
アラサカの重装系の兵士、いでたちがなんとなく鎧武者っぽく見えるから好き
頭部のアンテナがなんとなく兜の鍬形っぽいシルエットになって見えたりとか
確か、GTOのヒロインの苗字は冬月だったな
エヴァでも冬月いるしね
葉脈の意匠とかあればもっとそれっぽかったかもね
葉脈とか書いたら普通の蒔絵地味たエンブレムになっちゃうよ
それは流石に違和感が酷い
超学歴社会になってるらしい。学生時代から上手くやってコーポに入れば務めてる間は一生安泰、わずかでもミスればスラム直通。這い上がるのはまず無理だそう。サラリーマンは常に本音と建前を使い分けながら生きるとの事。つまり現実における、いわゆる社会の闇がかなり先鋭化された管理社会、ディストピアめいた国になってるとか。
反面、治安も景気もかなりいい。特に景気はバブルがずっと続いてるようなもんらしく、GDP独走状態なんだろうか
現実世界の話をするけどG4Sとか民間軍事会社色が強い警備会社はあるけど
例えば今後セコムや綜合警備保障が自衛隊の簡易業務を受注するようになったらアラサカみたいな日本発の巨大セキュリティ会社も夢じゃないのかな
まあ両社とも既に世界規模ではあるのだけど、最近はカメラ機器とかの販売会社に追い抜かれちゃってるからな
サブロウの長男の名前はケイ・アラサカ (荒坂敬) なんだが、彼だけ他の子どもと名前の雰囲気が違う。メタ的には当時日本人の名前に詳しい人が周囲にいなかっただけだろうが、それっぽくこじつけるなら本来の読みはアツシとかタカシだが向こうで発音しやすい音読みにしてる杉原千畝パターンか、あるいは敬〇という名前でマコ岩松のように省略しているパターンかもしれない。ケイは若い頃から海外で活動することも多く妻もアメリカ国籍 (日系人) だったりするので違和感はない。名前で言うと創業者でサブロウの父のササイ・アラサカ (荒坂笹井) こそ変な名前だが、まあ、明治大正は変わった名前や雅号の人も多いので……。
悪魔エンドを選ぶとミスティに「お前ジャッキーを殺したあのアラサカに味方するんか?」となじられたりするのだが、どうもアラサカがジャッキーの仇だとは感じにくい。
アラサカがVとジャッキーを攻撃したのは侵入および窃盗に対する当然の対応なので、それを憎むのは逆恨みではないか。
アダム・スマッシャーがジャッキーを惨殺して、Vだけどうにか逃げ延びたという展開なら、スマッシャーとアラサカに対するプレイヤーの復讐心も掻き立てられたと思うのだが…
自分から殺人ゲームに参加しておいて普通に対戦して殺されただけなのに敵だとか言って恨み始めるバーテンダーもおるし
2070年代のナイトシティだとそういう感覚なのかもしれん
ワシはなんというかこうあそこの住民というかこの2077年の世界の人って敵は敵、味方は味方、みたいな切り替えが上手すぎるというか危険と隣り合わせな世界故に敵には容赦なく、他人に疑り深く身内には甘いっていうふうに生きないと生き残れないのかなと思ってた
トロイという暗殺部隊が存在する。
塔エンドだと
・アラサカの襲撃はなかったので安心したかと思いきやハナコ派がクーデターを起こされ鎮圧したもののハナコは死亡
・反アラサカ思想のヨリノブがまともに経営なんてできるわけもなくナイトシティから撤退。恐らく魂の救済プロジェクトも破綻している模様
・ヨリノブもCEOを辞任する予定のため、CEOの椅子を巡って内部争いは恐らく苛烈を極める
よくも悪くも一族の求心力で回してる会社なので、その一族に何かあると一気に雲行きが怪しくなる
悪魔以外のルートでは基本ナイトシティでは没落する羽目になるのだが、サブロウのコンストラクトが既に存在する以上、どっかの誰かにサブロウインストールしてヨリノブ排斥して復活しそうな気がしなくもない
メインジョブが基本的にタケムラ経由なので、サブロウ様の死に不審感を抱いている奴がいるはず!みたいなトーンで話が進むが、オダとかハナコの反応見る限り、正直アラサカ内部は「こちとらヨリノブ様が殺したぐらいわかってるけど、後継者ヨリノブ路線で話進めてんだよタケムラおまえ空気読め」みたいな感じだった気がする。
なんぼヨリノブが狡猾だったっつっても、ヨリノブへの権力移譲スムーズに運びすぎなんだよな。サブロウが君臨し続ける体制からの転換を求めるか、それを消極的に支持する奴ってタケムラが思ってるより多かったんじゃないかって思ってしまった。
それはそれで新合衆国の傀儡になりかねない気がするしアラサカ家って家系図が超複雑らしいからどっかから親族連れてきてお飾りにしようとする派閥が出現しそう。
わからんぞ!運悪くサブロウの入ったRelicを頭に挿した状態で頭を撃ち抜かれたアラサカ家の庶子みたいな奴が、視界に現れて的を得ているのか得ていないのかよくわからない小言ばっかり言う、ちょっと思想の偏ったおじいちゃんの妖精に導かれて次期アラサカCEOを目指す物語が次回作になるかもしれないだろ!
なにそれ、超面白そう
もう少し時代が古いとそういう時もあったよ。
映画「ダイハード」の時は日本企業がアメリカで幅を利かせてて、バッシングされてた時もあったのよ。あの映画の舞台のビルもナカトミという架空の日本企業のアメリカ支社だったしね。
塔エンド追加のせいで最先端巨大企業感が消えてしまった気がするな
自社テックであるレリックのアンインストールについてさえ他社に技術で負けてるのか…と
いや悪魔エンドでは故意に手術失敗させたのかもしれんが
NCPDの赤の同志やレジーナの依頼などから、新ソ連と中国がアラサカに接触しようとしており、互いにどこまでアラサカの協力を取り付けたかけん制しあっている様子。アラサカ社員の話を聞くと新ソ連が一歩リードしている様子だが、人民解放軍の上層部が新ソ連のアクロフを狙っており、レジーナの依頼をこなした場合はアクロフの信用が失墜しそう。別の依頼では中国のICE技術を持ち出してソ連に逃げる技術者を護衛しており、図らずも共産主義国家同士の競争にVが絡むことに。
戦中派であるサブロウの価値観では「植民地」に近い中国、敗戦時に条約を無視して攻め込んできた裏切者のソ連、どちらにエサをやるつもりだったのか。
サブロウの中の優先順位って
アラサカ社の世界支配>日本>(越えられない壁)>反欧米勢力>欧>(越えられない壁)米くらいなんだろうな。
アラサカ社が世界支配できればいいけど万が一衰退したら、日本による世界支配。でも一国で強力になりすぎると敵増やすから反欧米になりうる勢力も手なずけておきたい。
サブロウはたぶん共産主義も嫌いだけど欧米よりはマシだろうし、新ソ連と中国が接触求めてきてるから天秤にかけているんだろうな。
軍需産業と関係ない買収した子会社を大量に保有しているが、アラサカのイメージが物騒なので元の社名からは変えていない。
庶子「なんでバカなクラスのみんなより成績も体力も上なのに大人しくしてないといけないの?」
脳内サブロウ「出る杭は打たれる…能ある鷹は爪を隠す…お前はまず美徳を持つことだ」
庶子「デブ食い撃たれ…え?あとNO アルパカ?アルパカ嫌いなの?マジで意外なんだけどwもしかしてフサフサだから妬いてんのwww」
脳内サブロウ「(死なせてくれ)」
作中ではコーポを代表するコーポみたいな立ち位置だが、実のところはコーポとしても日本企業としてもかなり特殊な存在っぽいのが度々描かれる企業。
2077年時点でもWW2の復讐を続けている老人が率いる家族経営のメガコーポなんか他にあるわけもないのだが。
社名の由来ってもしかしてAKIRAの重レーザーライフルの製造元だったりするんだろうか?
AKIRA(映画の場合は)終盤でアーミーの兵士やそれの死体から奪って金田さんが使ってたあのレーザー銃、正式名が「Arasaka HLR-12X 重レーザーライフル」らしいんだよね
海外wikiだったかによると三八式や九十九式短小銃で有名な「有坂銃(Arisaka-Rifle)」が由来らしい。(金田さんの方の元ネタもそれかもしれない)
太平洋戦争で大量に鹵獲されたのが今でも沢山残ってて、取回しが良いとかで米国の狩人が現代でも愛用してたりするなど中々好評なので、米国への復讐に燃える元帝国軍人が興した企業名の元ネタとしては皮肉が効いてて個人的にはこっちの説のが好きだね
アラサカに次ぐメガコーポとしてミリテクやカンタオがあるけど、ミリテクとカンタオって軍事、兵器産業オンリーの企業なんだよな。
それらより強いアラサカもアラサカグループの一つに過ぎず、ほかにも金融やらなんやらあるって考えると、2077でナイトシティ撤退しても支配的勢力であることは変わらなそうだ。
個人向けなのか法人向けかは不明だが、「オフダ」と言う警備プランがあるらしく、警備業も手掛けている模様
(ソースは株価上昇・気分上々)
ティザー動画とかで地下鉄駅プラットフォームを武装したアラサカの部隊が行進しているのがあった。ゲーム内でも見れたらよかったのに。
事業:法人向けセキュリティ、銀行業、製造業
創業年:19世紀末〜20世紀初頭
創業者:ササイ:アラサカ
本社 :東京
従業員数:59万5000人以上
資産総額:8.900億€$
資産意外と少ないな…
相手しても金にならない下級市民にボランティアする気がないとかいくらでも湧いて代わりのいる従業員を使い捨てにするクソ倫理観ってなだけで、本当の客の金持ち相手にはそれなりには誠実で技術水準自体は基本的にどの企業もかなり高くてそれゆえに儲けに繋がってるからな
いざという時には一番信頼できる落とし穴のない自社製兵器に頼って戦争もしなきゃいかんし、胡座かいて競合に追い抜かれたら事業としてはそれで終わりだから競争のために常に高性能、高品質を保つ必要がある
ゆえにただ狡くて不良品やクソサービスを脅したり競合潰して無理やり売りつけてるだけでのしあがれる世界じゃねえっす
基本的にディストピアとして描かれる世界観の中で、絶大な支配力を持つのが日本企業として描かれているところに「日本なんかの企業が世界を支配したらおしまいだ」という固定観念が強く表れているのだが
やっぱりその通りだと思う。
ジャンルとしてのサイバーパンクにおいて、何故日本が悪役のポジションにおかれがちなのか
それはジャンル誕生当時、経済的にイケイケの日本と、そんなのに付き合わなければならないアメリカ側からの心象とかの、当時の世相の反映なのよね
正直サイバーパンクだけじゃなく、現代以降の時代背景な作品全般であった事だけど
バトルテックのドラコ連邦(クリタ家)とか
そこらへんのなりたちに関しては
の情報が模範解答レベルに纏められているから、それを読んでもろて
あとサイバーパンク≠ディストピアよ。ディストピアって地獄みたいな管理社会といった具合のものだから、該当するのはコーポ連中といった狭い範疇でしかない
全然違う
もっと地味でお気軽な嫌がらせをしたかった。毎日会社の玄関口にリモコン爆弾とか車両爆弾を置いてテロるとか。
サブロウ・アラサカのモデルが帝国海軍の元パイロットである故坂井三郎氏である事は周知の事実であるけれども、彼が所属していた部隊(台南空)での指揮官の名前が「笹井醇一」である事、更に台南空へ割り振られた部隊識別符号がアルファベットの「V」である事を製作陣は知っていたのだろうか……。
今さら見返したら頼長って誰だ。藤原か。
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ナイトシティを牛耳る世界的な巨大企業。
創業者は現CEOのサブロウ・アラサカ。
警察や治安部隊、セキュリティや銀行、法律に関するサービスを幅広く手掛ける。
名前からわかる通り日本企業。