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アラサカをエクストリーム退職したヘルマンがRericの設計図を持って逃げようとしたのもこの会社。本人曰く莫大な報酬を掲示してくれたらしい。
アラサカのライバルというとミリテクが真っ先に思い浮かぶが、両社を敵に回すようなリスクを犯してまでRericを手に入れようとしたのにはどんな理由があるのだろうか…。
パッチ1.52時点で実装されている武器は総てスマート火器というやや偏ったラインナップ。
どれも自動照準を活かした強烈なラッシュ力が持ち味のため、愛用しているVも多い筈。
余談だがカンタオの武器は非稼働状態の場合トリガーにシャッターがついたり、変形したり、そもそもバレルが取り外せたり、他のメーカー製の銃器に比べて未使用時のセキュリティが妙にしっかりしている。
暴発対策か何かなのだろうか?
この時代、アラサカの部隊もミリテクの部隊も他社の様々な製品で武装しているなか、街中で戦うカン・タオの部隊はほぼ全員がカン・タオ製のスマート武器。
サブウェポンまでスマート武器が出てくる凝りようで、相当に自社の武器に自信があるのだろう。
カンタオの設立は1990年代の台湾まで遡る。2008年に独立を果たした台湾はアラサカの影響を大きく受け、2020年には武器産業の天国となっていた。一方で武器メーカーとして巨大になった旧カンタオは日本とのビジネスを積極的には行わず、多くの企業が日本に買収される中でも結果としてその地位を守ることができた。
しかし2021年から始まった第四次企業戦争によってアジア全体が破壊と混乱に包まれ、何らかの理由で旧カンタオは台湾から離れ中国に移っている。(あえてこの辺りは曖昧にしたのだろう)
戦後中国は壊滅的な打撃から復興しようとしていたが、逆に言えばそれは大きなチャンスだった。そんなとき、政府の助成でなんとか延命している旧カンタオに目をつけることになる。再建のため元中国軍大佐のシミン・シューに白羽の矢が立ち、彼の指導と政府の後押しによって急速な近代化を遂げ債務を全て返済、2050年に発売されたA-22B チャオをもって市場に再び名乗りを上げることになった。
徹底したスマート武器市場の開拓によって評判はますます高まり、この5年で株価が3倍まで跳ね上がるほどになった。そして経営再編からわずか20数年でナイトシティのコーポプラザにアメリカ本部ビルを建設したという事実を見ても、今やカンタオが世界を代表する超巨大武器企業になったことは疑いようがないだろう。
一方でチャオの開発のためにアラサカからユキムラの開発者を引き抜いたという噂が流れたり、杭州の精錬所で起きた爆発事故によって有害物質が流出し5万人以上の死者を出したが過失は一切ないという政府の報告書が出るなど、この時代のメガコーポらしい黒い側面が見えてくる。
原作のTRPGが出た1988年当時中国はまだ発展途上にあった。サイバーパンク2077の世界観もこの時代をベースにしてはいるものの、やはり現実の中国の台頭は無視できるものではない。そのギャップを埋めるためにカンタオが設定されたのだろう。
正直カン・タオの武器全部ぶっ壊れチートすぎ
L-69 ズオ BA XING CHONG
G-58 ディアン YINGLONG
A-22B チャオ
唯一チャオだけがアイコニックじゃないけど普通にぶっ壊れ性能、スマートピストル最強て言っていいと思う
社員は全員トラウマチームのゴールド契約が保証されるので医療費の心配はしなくていい(家族も対象なのかは不明)。
ただし半世紀に及ぶ社畜期間中に切り捨てられなければの話だが。
マジでそっくりで草
ヘイウッド地区グレンのNCPDスキャナーでカン・タオ仕様の車両を発見したので共有しておく。彼らのイメージカラーであろう黒とオレンジが中々にカッコいい。
以下画像
画像1 コルテス V5000 VALOR カン・タオ仕様
https://i.imgur.com/y4kpP3e.png
https://i.imgur.com/9Z0upTo.png画像3 コロンブス V340-F FREIGHT カン・タオ仕様
https://i.imgur.com/mKdg4Gy.png画像4 同車左側面 中国語での注意書き?
https://i.imgur.com/kwp1okX.png画像5 同車車内 社名入りセンターコンソール
https://i.imgur.com/L6ZTgXM.png
サンセット・モーテル付近で発見したカンタオの広告。スマート武器の利点が実に分かりやすく示されている。
https://i.imgur.com/Wb1hwRS.png
なんだろう、スクラビングバブルの
「ボクたち働く、あなたラクする! 」
を思い出しちゃった笑
ニュース画像を見る限りカンタオのCEOは安倍元首相にそっくりな顔である。
・・・適当にアジア人の顔として安倍首相の顔をモデルにしたのかもしれない。
軍事産業のダントツ1位、ソウルキラーやらRelicやら神輿やらやってることがやばいアラサカ、そのライバルで新合衆国を牛耳り本編だけでも様々な陰謀巡らせてるミリテクと比べると、引き抜き工作に失敗した上にAV落としの犯人を突き止められなかったり、ヘマした幹部を路上で殺そうとしたりと新興企業らしい雑さがちょくちょく見える。
ナイトシティではアラサカ、ミリテクに比べるとやや格落ち感があって目立たないけど、本社のある中国では杭州で数万人規模の大災害引き起こしても政府に圧力かけて責任を回避するあたりやっぱりメガコープ。
アラサカが手を引いてもミリテク、カンタオ、AIと結託してそうなナイトコープが控えてるし、サイパン世界ってやっぱりディストピアだわ。
Orionが直接の続編だとしても、ボスポジションに立てるかというとちょっと想像つかんな。
2077本編のラスボスで(なぜか本国を除いて)世界中でやりたい放題のアラサカ、DLCでかなり存在感の増したミリテクに比べると2077時点でやってるのが技術者引き抜きくらいだし。
そもそもアラサカミリテクの二大巨頭じゃないとAIに勝てない気がする。Orionではブルーアイズやナイトコープが敵になるんじゃないか。
そもそもアラサカとサブロウは2020でやっつけたはずなのに何回でもナイトシティに舞い戻ってくるし、悪の枢軸と言えばアラサカっていう構図はサイバーパンクシリーズと言う物語の中では変わらんのかも。
確かにリアルに寄せるなら中華企業の方が強いけども、こんな世界線もあっていいんでない。
確かに、今更別の企業がボスになってもつまらないものな。個人的に本人の生死よりも社や国の繁栄を優先し続けてきた怪物みたいな精神性が敵役として好きなだけということもあるけど。
株価暴落するのは避けられないみたいだから、ミリテクやカンタオに責任おしつけて信用回復とか、実はクローンがいて何らかの形でAIとグルになってたとか、宇宙関係でアラサカが地球自体に干渉できるとかしてもいいよね。Vやヨリノブの破壊活動も何の意味もなかったうえに社会的には状況悪化したぞっていう虚しさもサイバーパンクの世界観にあってる気がするし。
杭州の大災害をなかったことにさせるなど中国政府とがっつり癒着してる感あるけど、海外wiki曰く中共の正規軍である人民解放軍の装備はミリテクよりかなり、NUSAにもわずかに劣るレベルらしい。カンタオが少なくともアラサカ、ミリテクに次ぐメガコーポなのに正規軍が弱い。しかもその中国当局はカンタオではなくアラサカにすり寄っており、同じ立場のソ連と喧嘩している。党政府への奉仕を求められるリアル中国企業とは違い、ミリテクとNUSAのように政府より強い立場なのかもしれない。
もともとが台湾企業と設定されてたこともなんか関係があるのかも。
たしかTRPGの設定だと2020の時代だかそれ以前だかに第二の文化大革命みたいなことがあって政治的な混乱があって現実よりも経済的に出遅れたんだったような記憶。そしてREDから2077の時代にかけて改めて台頭わけで政府より先にカン・タオがデカくなってた可能性ある。
毛沢東派と三合会の抗争がずっと続いてて、農作物ウイルスや飢饉で北部がほぼ壊滅して……と企業戦争で受けた損害以外にも混乱があって中国はかなり厳しい状態らしいからね。先端技術も海外市場もほぼ日本に牛耳られているし。海外forumに載ってる国別企業でも実質カンタオのみ。企業優位の資本主義にどっぷり漬かったカンタオがいまさら古い政府に縛られたくはないだろうし、政府からしたら制御できない裏切りもの。
カンタオの目の上のタンコブであるアラサカを頼ってるところを見ると、結構対立根深いのかもしれないね。
これから暗殺任務に向かうってときに
「風蕭蕭兮易水寒、壮士一去兮不復還」
とかメッセージで送ってきて
プレイヤーが
「何だって?」
って返信したら
「我が国の古の暗殺者が暗殺前に出立するときに詠んだ歌だ」
「で、成功したのか?」
「惜しいところで失敗した」
「縁起でもないな」
「だがお前は戻ってくると信じている。報酬は用意しておいたから終わったら取りに来い」
ってタケムラ的なポジションのやつとやりとりしたい
晋さん、ここにいたんだね・・・
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中国の大企業。
武器製造で勢力を伸ばし、2077年ではナイトシティにも進出。
日本のアラサカや、アメリカのミリテクに並び称される巨大企業。