メガビルディング

メガビルディングは、メガブロックやメガアルコロジーとも呼ばれる住宅の一種。
2077年にはナイトシティのスカイラインを支配し、都市の中の都市のような機能を果たしている。

各メガビルには最大で128,000人が居住し、8,000戸以上のアパートがあり、1戸あたりの収容人数は16人となっている。メガビルでは、住居、娯楽、食事など、ショッピングモールにあるようなサービスを提供している。各アパートメントには、メディアコープが推進するケーブルテレビ、ラジオ、感覚的なフィードアクセスが付いている。また、これらのビルには、企業の警官がレンタルされているが、多くのビルでは犯罪が発生している。多くのメガビルの建設には、バッドランズの労働力が活用されており、一度に数百人が働くこともある。 戦後に建てられた新世代のメガビルは、ニューハーバー・マルプレックスを参考にして作られており、2077年にはナイトシティの主要な居住区となっている

H1からH12までが存在し、Vの住居はH10にある。

居住者、特にネットランナーはこのビルから一歩も出ずに生涯を終えることもあるらしい。Vの部屋には洗濯機が置いていないが、恐らく別の階にコインランドリー等が設置されているのだろう。室内に自販機もあるし程よくこぢんまりとしているし、ここに住みたいと思ったプレイヤーも多いのでは。

在りし九龍城のようでワクワクする建築物。
この内部だけで一本の作品が作れそうな、妄想捗る巨大玉手箱。

以下にメガビルディング一覧を記す。それぞれのメガビルディングには通し番号と、住所らしき英数字がでかでかと表記されている。多くのビルがあるが、ちゃんと中まで探索できるものは少ない。

・H1メガビルディング　表記はHW357。依頼“上昇と下降”で地下室に行くことができる。依頼完了後は扉がロックされ再訪は不可能。エレベーターにはボタンがないため呼び出すことができない。

・H2メガビルディング　表記はWS708。エレベーターのボタンがないため呼び出すことができない。左側の階段を下ると地下居住区画らしき空間に出る。そこからさらに下を見ると、ヴァレンティーノズに喧嘩を売って返り討ちにされたアニマルズたちの死体を見つけることができる。

・H3メガビルディング　表記はGN665。NCPDによって入口が封鎖されている。入口前には大量の血を掃除する整備員がおり、かなり凄惨なことが起きたようだ。

・H4メガビルディング　表記はAR494。内部で化学災害が発生したらしく完全に隔離されている。エッジランナーズのキービジュアルにも登場したが、そこでは現在見られる“NO ENTRY”の表示はない。アニメの中で隔離された理由がわかるのだろうか？

・H5メガビルディング　表記はVR256。ビルの前の広場は多くの人で賑わっているのだが、肝心の入口はシャッターで封鎖されている。

・H6メガビルディング　表記はAR226。依頼“ハッカーをハックしろ”で19階にあるシックスストリートのアジトに侵入できる。依頼完了後はエレベーターが開かなくなり再訪は不可。

・H7メガビルディング　表記はRC637。メガビルディングは通常3つの巨大なブロックで構成されているのだが、このビルだけは唯一5つのブロックがL字状に組み上がった形をしている。アロヨで働く多数の労働者を収容するためなのだろうが、現在入口はシャッターで封鎖されている。

・H8メガビルディング　表記はBW324。整備フロアの3階・クラウドがある12階・ペントハウスの55階があるが、普段から入れるのは12階のみ。メインジョブの“AUTOMATIC LOVE/機械仕掛けの愛”のほか、ジュディのサイドジョブで何度も訪れることになる。ビル前広場の路地裏にはひっそりとブレンダンがいる。

・H9メガビルディング　表記はCC214。シティセンターにある割には相変わらずボロっちいが、エレベーター前ホールに観葉植物が置いてあったりと景観の改善努力が見られる。エレベーターにはボタンがないため呼び出すことができない。

・H10メガビルディング　表記はLC896。言わずと知れたVの自宅。詳細は個別記事から。

・H11メガビルディング　表記はWN185。依頼“虎穴へのダイブ”で地下5階のサーバー室に侵入する。依頼完了後はエレベーターには乗れるものの、他の階を選択できないため再訪は不可。

・H12メガビルディング　表記はAW930。一番最後に建てられたであろうメガビルディング。入口の回転ゲートが閉まっているため、中には入れない。

・謎のメガビルディング　ランチョ・コロナド北にある、ブロックが横に二つ連なったメガビルディング。だが番号が割り振られていない他マップにも表示されず、また基礎部分が普通のビルになっているなど、かなりイレギュラーな建物。

・放棄されたメガビルディング?　ランチョ・コロナド東にある、建設途中で放棄されたメガビルディングらしき建物。組織犯罪の舞台でありレイスによって占拠されている。

力作おつ
こういう気合入ったコメントをみにきてるんだ
メガビルいっぱいあると思ったがこんなにあるとは

1コメにあるニューハーバーマルプレックス(New Harbor Mallplex)についてもここで解説する。
これは旧ナイトシティのニューハーバー地区にかつて存在した、ショッピング施設とアパートの複合ビルである。2010年に建てられ、増改築を繰り返した末に2022年の第四次企業戦争で破壊された。
その規模はメガビルディングとほぼ同じだが、多くのエリアに分かれておりとても複雑な構造をしている。数千人が暮らすこの施設には商業施設はもちろん、消防署や私設警察署、病院に法律事務所、ラジオ放送局まで入っており、アーコロジー(内部だけで自己完結した巨大建造物)と呼ぶにふさわしい。

>>5
こういう足で稼いだ情報ありがたいし本当に頭が下がる。街歩きが楽しくなるよな。今度、メガビルディング見学ツアーでもしてみるかな。

下階の騒音が貫通してきそうなので現代日本人には耐えられなさそうだけど、ナイトシティに住むと考えたらかなりマシな気がする。飲食物の自販機が近いし、ちょっと下の階まで行けば普通に飲み屋みたいな店もあるしでマジで外に出なくなりそう。

おそらく元ネタが存在する。
イギリスのSFコミック「ジャッジ・ドレッド」の人口過密都市メガシティ内に乱立する巨大集合住宅群がそれだろう。
巨大なビルの中で生活が完結するインフラが整い組織犯罪の温床で何故か中央が吹き抜けになっていると共通点が多い
2012年にはこのうちの一つを舞台としているため見てみるといいだろう
ちなみに現実にも似た様なものがある。「ポンテタワー」で検索してみよう

元々ビル一棟が完結都市になってる、っていう設定は昔からあるよ。
サイバーパンク2.0.2.0にも出てくるし。
入手しやすいものなら日本のサイバーパンクTRPGのメタルヘッドにも出てる。
こっちはマンガ図書館Zで今でも無料入手可能だよ。

アーコロジーって言葉が昔からあってだな

>>10
中央の吹き抜けは多分サイバーパンク自体が流行った頃に流行ったマンション様式だと思う
80年後半から90年代くらいのタワーマンションに割と多い

H2メガビルディング行ってみた。ゴミ捨て場にモブが多い。
そして暖をとってるやつは厚着しろとしか思えない光景。その火でもそのモーションするんだと思った
https://i.imgur.com/VwdQd7r.jpg

>>13
1stエディションのサイバーパンク2013は1988年、2020のアメリカ版発売が1990年だぜ、チューマ。おまえさんが言ってるのはイエローサブマリンから出た日本語版2020だ。

ちなみにジャッジ・ドレッドの映画は95年だがコミックがイギリスで発売されたのは1977年。

ちなみにアーコロジーの概念がSFに初めて出たのは1912年ではウィリアム・H・ホジスンのナイトランドだったはず。
有名になったのはリアルのアメリカのアーコサンティ（1970年建設開始）だと思うけど。

エッジランナーズに登場するメガビルディング
・デイビッドの家はH4。そこで母のグロリアと住んでいた。
・H8の近くにはルーシーがデイビッドとロケット発射を見て盛大にキスした屋根がある。夜の9：30近くに発射があるが時間が曖昧なので、8：50ぐらいから待機すると同じシーンを再現できる。しかしロケットが発射される場所は左に結構ずれているので惜しい。
・レベッカとデイビッドが射撃の練習をしていたのはVの家があるH10の射撃場、「2nd Amendment」。ウィルソンならデイビッドを「ザコは視界から消えろ」と言いそう。

1階部分が一回り細いのは地価の高いナイトシティで少しでも土地代を節約するためだろうか

>>23
作業は配管業者に丸投げして代金の半分くらいピンハネしてるんだろうな・・・と思ったけど、配管修理をやるクロウズも見てみたい。
髪型が崩れるからヘルメットをかぶらないクロウズ。面頬付けてるから大丈夫！
水漏れ箇所はフルパワーで締めるオオゼキ。パッキンもボルトも全部壊して水浸しに
「お前ら舐められんじゃねえぞ」作業完了後、現場を見に来た管理人をクロウズ達全員が気合の入った顔で睨みつける。作業報告は当然なし
アフターフォローも忘れずに。口コミサイトに星５つと絶賛の評価はクロウズの義務