ワールド・オブ・サイバーパンク2077

別名:世界本ワールドガイド

コメント2件

1.名無しのサイバーパンクさん2022年05月06日 13:02

本作について色々解説されたいわゆる資料集…なのだが、ただの資料集とは一味違う。
特徴として、ナイトシティ内の出版社が企業や社会情勢について徹底的に調査したという体になっている。なので、帯の煽り文の"編集長"はリアル編集長ではなく、ナイトシティの出版社の編集長のこと。ちょっとややこしい。
BDについてはジュディ、重火器はVのご近所さんな武器屋のウィルソン、車両はアルデカルドスミッチが…という風に、登場人物が語ったり調査に協力していたりする。特にネットについての記事では「ギアの解説をしてくれたアフターライフニックスにお礼を。そしてアカウントをハッキングしてデータを残してくれたネットランナーに感謝したい」と、物凄く本作らしい謝辞が書かれている。
余白にはゲーム内に登場した広告がベタベタ貼られており、じっくり眺めたい人にもオススメ。車両や武器も大きめな図がズラリと並んでいる。カラフルなの一覧図はなかなかグッとくる。
後半の企業ギャングの解説部分では、ギャングの立ち絵やロゴ、思想について書かれている。ちなみにナイトコープの項目にもあるが、この企業のみ画像が検閲済みで削除されている…という徹底ぶり。最後はローグへのインタビューで〆られており、世界観が好きな人は買っても間違いないと思う。
邦訳は本作のローカライズ担当の西尾氏が監修しているため、ゲームと口調や用語が違って萎え〜!なんて不安もない。
ただし、記者のルポという体裁のためか、資料集によくあるキャラのラフや三面図、初期案、デザイナーやディレクターのコメント等は一切無い。なので資料集らしい内容を期待する人はちょっとだけ拍子抜けするかもしれない。

2.名無しのサイバーパンクさん2022年05月06日 14:11

各地域についての解説も充実している。専門のガイドを雇ったり友人に頼んで案内してもらっているらしい。ワトソン地区ではガイドについて「キロシ製の目は、目まぐるしく色が変わっている」と書かれており、本作で登場しないインプラントの存在が伺える。
ヘイウッドでは記者が地域住民に警戒の目を向けられるが、ヴァレンティーノズの現地ガイドに気がつくと警戒心を緩める…と書かれており、外部の人間を嫌がり身内を大事にする地域性が現れている。

あと、1の不満点に追記するが、一部の項目は本編で読めるデータベースのコピペだったりする。一部の画像は公式ツイッターに貼られたものだったりして、完全新規の書き下ろしを期待するとちょっぴり損した気持ちになるかもしれない。とはいえ、まだ普通に買えて日本語で読める解説本ならその辺のポイントも帳消しになる…と思う。

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