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ワールドガイド曰く、ノーマッドは定住せず移動しながら暮らす集団で、一人ひとりがドライバーや教師などの役割を持っている。ファミリー、クラン、トライブ、最大規模の民族という単位があり、トライブは数万人規模にもなるらしい。
教育水準は非常に高く、大型のキャンプには移動図書館を始めネットランニング施設や通信センターがあるのが普通で、古典文学や哲学を学ぶ者もいるとか。アルデカルドスのキャシディがよく名言の引用を使うので、印象に残った人も多いのでは?
テレビ番組のインフォフラッシュではアメリカの識字率は人口の23%は読み書きが全くできず、53%は苦労するレベル。まともにできる人は33%と語られており、それを踏まえるとノーマッドの教育水準がどれだけ高く異質なのかよく分かる。
車にも強く、整備も運転もお手の物で、パナムの愛車への思い入れやバジリスクを単独でも運転できるミッチを見ているとそれも納得である。
得体の知れない連中ってイメージもあるけど、それ以上にプロパガンダとして都合の良い悪役に仕立て上げている節があるよな
企業からしたら自分達のコントロールの外にいて、自ら学び、自立する集団なんて厄介者以外の何者でもないだろうし
バイオテクニカ・フラッツ付近に放置されてるパトカー横の南カルフォルニア兵のテキスト読めば、ノーマッドは集団だと厄介、はぐれなら何しても良い、って思ってるのがよくわかる。
ゲーム内で拾えるログ”B・Bピレス著『ノーマッドの歴史』より抜粋”によれば、ノーマッドにはアルデカルドス族・ジョーズ族・スネーク族・ザラス族・フォーク族・ブラッド族にメタコープの計7部族があるらしい。最大の部族で100万人に達するともいわれ、彼らをコントロールする事は無理だと考えた権力者や企業が無政府主義のならず者というレッテルを貼っておとしめた。
なお、メタコープが”メタ族”ではないのは、彼らが海上輸送の雄として企業的な立ち位置にいるため。合法的な企業として西部企業州連合に加盟しており、ナイトシティの空をゆくDTR貨物飛行船でおなじみのデッカー・タナカ&ロジャースの大株主でもある。メキシコ湾に浮かぶ移動式人工島メタキーに本社を構え、現在のCEOは創業者ジョナサン・メタの孫娘ビクトリアが務めている。
このライフパスだと星EDが良く似合う、と個人の感想としては。
最初は外から一人でやって来た若者が街で仲間と一緒にデカいことを成し遂げて、最後は街から家族と共に去る…みたいなのが。
ミスティの占いやタロットの星の正位置の意味も考えたら、街を去ってたどり着いたらにも希望はあるんじゃないだろうか。
プロローグでは、ゲーム上重要な要素である車の運転と戦闘が体験でき、チュートリアル的な動線を感じるものとなっている。
これらは他2つのライフパスにはない要素であり、 にもある通り妙に作り込まれている気がする。
一番最初に制作され、チュートリアル要素は他ライフパスでは採用しない事になった…などの想像ができるが、真実は公式のみぞ知るところである。
また、車に乗って道端の市民に追突するとハチの巣にされてしまう、唯一ゲームオーバー要素のあるライフパスでもある。
運転するのはスリップしやすいガリーナRATTLER。ユッカでは安全運転を心がけよう。
海外のパナムロマンスMOD導入するとパナムが野外でシャワーを浴びるんだが、まさにこれがノーマッドの日常の風景だろうなって気がしてきてクスッとした。なんか彼らの設定にぴったり合ってる。
いいなーただで彼女のケツが見れるノーマッドは
ネガキャンで差別されてそうだが、ゲームだと保安官以外に差別されることもなく、逆に車の整備に明るいとしてギャングに重宝される存在となっている
ノーマッドはアルデカルドス族・ジョーズ族・スネーク族・ザラス族・フォーク族・ブラッド族にメタコープの7部族に分けられ、これとは別に各部族や街からの追放者がラフェンやレイスといったグループにまとまってる。
各部族は崩壊したアメリカの都市からの脱出者がベースになってる関係で、企業からみると「切り捨てた者たち」なので基本的に冷淡だし、各部族とラフィンやレイスと区別ついていないんだよね。
まぁアルデカルドス族だってVほどじゃないけどたまに殺し屋として活動したりもするし、一部はアルデカルドスというコミュニティの一員でありながら違反行為をクランに隠している人物とか街でギャングみたいに陣取り合戦してるヤツらとかもいるからね…事実無根と言えるほどノーマッドは清廉な奴らじゃないよ…
現役ノーマッドにしか分からない業界の問題とか不和みたいなのがスネーク族内部にも存在したんじゃない?族長の一族の独裁とか最近は多様性あんまないとか
2.0.2.0.の設定だけど、ノーマッドはその構成人数に従って以下のようなグループに大別される。
* ファミリー:構成人数(10~100人)
ノーマッド社会を形成する最小単位。Collapse後に環境を同じくする者同士が結成した最初の集合体
* クラン:構成人数(300~1200人)
いわゆるネオトライバル(ワールドロア1参照)と呼ばれるのがこれ。近隣の各ファミリーが集結したもの
* トライブ:構成人数(10,000~30,000人)
ノーマッドを文化的背景(個々のルーツや得意とする職種など)からグループ分けしたもの
* ネーション:構成人数(100,000~1,000,000人)
志を同じくするファミリー/クラン/トライブが集まって2017年に成立した。
ネーション=族で、このためアルデカルド族、バッカーファミリーな訳。
※Collapse=合衆国崩壊
ノーマッドは文化的側面からルーツごとに以下の6つに分類することもできる。
* アグリパックス:
アグリ、つまりAgriculture(農業)にかつて従事していた人たち。移住や出稼ぎ出身の者が多く、ノーマッドの約25-30%がここに属する。他のノーマッドとは違い、彼らは派手な移動用車輛よりも安上がりで実用的なものを好む。
Vがいたバッカーズファミリーは名前的にアグリバックス系統であると推察されている。
* ネイティブ・アメリカンズ:
アメリカ先住民をルーツに持つグループ。
保護区が合衆国崩壊と共に意味をなさなくなり成立。
* ジプシーズ:
200年以上の歴史を持つ北米のロマがルーツ。彼らの多くは(その歴史背景もあって)社会から隠れるようにして(盗みや詐欺などで)生計を立てている。かつて自分たちの天敵だった政府や警察は今や軽犯罪には目もくれず、ひたすら巨大企業にへつらうばかり。Collapse後の混乱した社会はまさに彼らにとって理想郷である。
ラフェンの行動様式の一端が窺える。
* カーニーズ:
サーカス・ピープルと呼ばれることもある彼らは、かつて巡業などを生業にしていた文字通りCarny(=カーニバル)な人々をルーツに持つ。
中には廃墟都市で有用物資を発掘を繰り返し次の都市へ移動する集団もおり、彼らの一部がスカベンジャーの母体となっている可能性がある。
* バイカーズ:
彼らのルーツは全米に存在していたヘルズ・エンジェルスに代表されるバイカー集団であり、彼らのカルチャーが改めて注目され(”反骨”の象徴である)バイクを相棒にノーマッドと化していく者が増えていった。
なおバイカー・ノーマッドは集団になると一転して予測不能の危険な存在と化すため、他ノーマッドからも恐れられてる。
例えば「一人が売られた喧嘩は全員で買う」という独自の掟のもと、彼らの周辺では些細な諍いでも大事に至りやすい。そのため彼らの行いが、ノーマッド全体の風評~ステレオタイプなネガティブ論~に繋がっているのも事実
* その他:
上にあげた5つ以外にも、ノーマッドにはその他多くのマイノリティが存在する。スパニッシュ系移民をはじめ(ハイチやジャマイカなどの)カリブ諸島、アフリカ、中国、他にも太平洋諸島からの移民など。自分たちのルーツに拘らないファミリーも多いが、その判断はあくまでファミリーに委ねられており、ノーマッド社会に多くの異文化が混在していることに変わりはない
スネーク族は雑多なファミリーの連合会のようなネーションで、行動様式や理念も様々なんだよ。
後バッカーズの幹部階層の不手際でファミリー資産を食い潰してのスネーク族入りなので、若年層が反発、Vを含む一定数がそれぞれファミリーを離れた、という経緯がある。
スタインベック『怒りの葡萄』などでも有名なオーキー(Okies: 1930年代に大恐慌とダストボウルによって生活基盤を失い大平原地帯からカリフォルニア等へ移住した人々)が主要な元ネタの一つ。ゲームには未登場だが、セブン・ネーションズの一つであるJodesのルーツは生態系の崩壊によって農地を失ったオクラホマ・テキサス・カンザスの農民なのでほぼまんまである。
『怒りの葡萄』と『マッドマックス』のハイブリッドと考えると集団としてのイメージが捉えやすくなるかもしれない。
ストリートキッドとコーポを混ぜたような育ち方をしているような感じである。
コーポみたいに教育環境がしっかりしてて知識を武器にしてるのとストリートキッドのように物心ついた頃から特定の組織に入ってて裏稼業をやってるように。
ノーマッドは街の人とはあまり関わろうとしないらしい。
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(感想、考察、雑談もOK)
ナイトシティの郊外に住む者たちの総称。
彼らはコミュニティを形成し、寄り添うように生きている。
アルデカルドス族やラフェンのようにいろいろな性質の集団がいるが、仲間意識や集団帰属が強い傾向がある。
最初に選べるライフパスのうちの一つでもある。
この出自を選ぶと、ナイトシティ郊外のバッドランズにやってきた一匹狼として物語は幕を開ける。