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本編をプレイしているならご存じの通り、首謀者はジョニーで、彼が仲間らとともに引き起こしたテロ事件である。
オルトがソウルキラーの試作型を作る→アラサカに目を付けられてさらわれる→ジョニーとローグが組んで本社に乗り込むもオルトを救えず→数年後実はオルトがコンストラクトとして生きていて囚われていることを知る→アラサカ突撃→爆破。
その際にアラサカ・ケイも死亡。ジョニーはアダム・スマッシャーに捕えられソウルキラーを使われて……という顛末となっている。
このあたりの真相は表沙汰にはなっておらず、テロリストの正体や目的は俗説を残しつつも不明のままとなっている。
ジョニーの記憶は、大幅に脚色されており、実際にはミリテクのデータベース破壊作戦にジョニーが便乗しただけである。
この作戦でアダム・スマッシャーを叩きのめした筈のモーガン・ブラックハンドが何故か一切登場しないのはこのせい。
当然、作中の核もミリテクが用意した物で、エレベーターシャフトから落として地下で起爆する予定だったが、タワー地上で止まってしまい、そのまま爆発してナイトシティー中心が壊滅した。
この事件の結果、これ以上の戦争拡大を恐れた日本政府とアメリカ政府が介入。
アラサカとミリテクが一度国有化されることになる。
ジョニーの記憶が脚色されている、とここだけでなくあちこちに書いてあるが、これはTRPG版「Cyberpunk 2.0.2.0.」の記述が元になっていると思われる。
しかし、あちらが正史=事実であり、ジョニーの記憶が脚色=虚構であるとした場合、ジョニーはアラサカ・タワーの戦いでアダム・スマッシャーのショットガンに胴体を真っ二つにされて死亡しており、神輿に取り込まれる時間なんてないのである。
そちらではジョニーがやられた直後にモーガン・ブラックハンドが乱入してスマッシャーと対決……という流れなのだが、ブラックハンドとスマッシャーの戦いの最中にアラサカの人間がバイタルの残っているジョニーの遺体を回収してソウルキラーに繋いだ、と考えるのも無理がある。
更にいうと、アラサカタワーから運び出されてサブロウと対面、ソウルキラーに焼かれるまでの流れは、記憶の脚色どころか完全な創作ということになってしまう。
当たり前だが、現世に蘇らせる予定のなかったジョニーの記憶を書き換える意味がないし、改変内容もアラサカにメリットがあるような内容になっていない。
一人称視点なので実はサブロウと話してる時点でもう胴体真っ二つになっていた…いやいやアラサカの技術的挑戦でどう料理しても痛くないジョニーの記憶痕跡が実験台にされた…等など、可能性の話は幾らでも出来る。
でも、まぁ、単純に「2077は2.0.2.0.を元に制作されたパラレルで、ゲーム中に見られるジョニーの記憶は(2077においては)事実」と考えた方が良さそう。
↓2.0.2.0.に関しては2077の「発売前(←ココ重要)」に書かれた4gamerの記事が結構詳しい。
記事を読んでもらえばわかるが、2077と2.0.2.0.はジョニー関連以外も結構矛盾している。
https://www.4gamer.net/games/423/G042332/20200907074/
Vの結末が複数あったように、 TRPGとして2.0.2.0.のジョニー・シルヴァーハンドの結末もいくつかあって、 その一つが採用された
ぐらいのふわっとした解釈でいいと思っている
俺設定話は決着つかないから無意味だからやめい。
原作製作者マイク・ポンスミス氏&CD PROJEKT REDによれば「ジョニーの記憶は放射線被曝とゴーストキラーのプロセスによりごちゃまぜになってる」
設定的にも、作中でオルトの語る通り、ジョニーの記憶は真実から遠い。
まぁ2.0.2.0.を正史としたらジョニーのコンストラクトを作るタイミングがないのは確実っぽいし。
ジョニーの脚色はせいぜい時系列が怪しいとか或いはジョニー別にそんな格好良く乗り込んだりできてないとかそんなとこだろう。
2.0.2.0で既にコンストラクト作られてるよ。
オルトが用意したソウルキラーをスパイダー・マーフィーが、瀕死のジョニーに使用してる。
これだと2.0.7.7の再現シーンがほぼ虚飾になるのが気に入らないなら、
インプラントか、血管が潰れて出血が抑えられたかで、胴体が半分になっても辛うじて生きてたジョニーを、アラサカ部隊が回収、運び出して尋問の為に後送したなら矛盾もなにもない。
更に2.0.2.0の設定どおりヘリポート着く前にジョニーが半分にされていて、ヘリポートでアダムと戦ったのがブラックハンドなら、核爆発までにジョニーを運び出す時間的余裕は十分ある。
ジョニーの記憶捏造に関してはオルトの性格が異なることとか武器の威力がおかしいこととか原作TRPGと異なるという以外にも現実と異なる創作であるという"盛ってる"疑惑が強いので2077では正史でFAという認識もどうかと思う。記憶が改ざんされていない真正のものであったとしても、本人が話を盛って自分自身でそう思い込んでいれば記憶はいくらでも事実と食い違うという人間の脳の不確かさを表現した描写だと思う。
武器の威力は設定的に正しい。
マロリアン・アームズ 3516は象撃ちライフルをそのまま拳銃にした様なもの。
2077年ですら高い威力を誇るのに、50年前ともなれば過剰威力になる。
ただ設定上、ジョニーが盛りまくってるのも事実。
矛盾についての考察
・二回目のアラサカタワー襲撃は2023年8月20日 (2020,2077)
・ジョニーがアダム・スマッシャーに襲われたのが10:46 (2077)
・ヘリで脱出しようとしたのが11:40 (2077)
・ヘリが脱出した数分後に核弾頭が120階で炸裂、ナイトシティが壊滅 (2020)
ジョニーがヘリポートにたどり着いていた場合は搬出される時間はなく、当然空母らしき場所から核爆発を見る事は出来ないので、10:46の段階でジョニーはアダム・スマッシャーにより撃たれて半分に、その後1時間の間にサブロウの場所まで運び込まれたと考えられる。
ただヘリポートにたどり着いていないジョニーが、ヘリが脱出した時間を知っているという矛盾点は残る為、推測の域を出ない。
なおREDでジョニーの遺体はアラサカタワー崩壊現場で消防士に回収され、隠匿されたという2077と真っ向から矛盾する設定が存在する。
強引に整合性を付けるなら、REDに出てくるのは「半分にされた残り」という事になるのか。
詳しくは覚えてなくて申し訳ないが、名無し草のバラードにて、初回ライブ音源を譲っててもらう交渉の際、ライフパスがコーポレートだと「新人研修の際、『おイタをすると真っ二つになったシルヴァーハンドがやってくるぞ』という話を必ずされる」という感じの逸話を聞ける。これを事実から来たものと取るか、TRPG時代の名残をこういう形で残したのかは今後のサイバーパンクコンテンツの展開次第なので、今は各々の解釈で捉えておくと良いだろう。
失礼、既に で触れられてたか。まあ、好きに捉えてねってことでこういう設定になっているんだと思うので、後で何か証拠でも出ない限り各々の考察のままでいいのかも。
原作との違いは有耶無耶にせず、DLC・続編でちゃんと説明してほしい
別にそこはっきりさせたところで……派だな。何か面白くなるとも思えないし。この事件関係なら当時の他のキャラのその後の方が掘り下げて欲しい。
別の面白くなりそうな要素に労力と時間費やした方が良いね。整合性に拘って四苦八苦して考えてみた結果、苦労と浪費の割りに見合う面白さでは無かったとか、よくある話だし
史実がどうなったのか気にならないといえば嘘になるが
事実がそのまま作中世界で記録されたり認識されたりしているわけではないし
何ならそういうメタ的知識前提にVのような主人公が行動、判断するのもおかしいわけだからなぁ
ルルブの時点で歴史がかなり変わってるからなー。結果は大まかには変わってないけど勢力争いの趨勢とか年度がズレてこんでたりとあるルルブでは死んでた奴が生きてたりってな感じで2077の世界線もそういった世界線の一つなんだろう。
このメモリアルが建設された年2023を入れたら開いた気がする。まあ中に何か特別な物がある訳でもない…
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第四次企業戦争の最中である2023年8月に起こったテロ事件。
ナイトシティのアラサカ・タワーで核爆弾が爆発し、甚大な被害がでた。