コメント26件
ジョニーもケリーも「ステージ上でいくら歌っても世界が変わったりはしねえんだよ」とか「レコード会社と縁切って自由を手にした所で、自分の歌を誰にも聴いてもらえないなら意味ないだろ」とか「聴く奴が勝手に解釈してるだけ」というような、所謂社会運動としてのロックについてはかなり辛辣だったり突き放した物言いが目立つのが本作の特徴。
ケリーはともかく、実のところジョニーも単に自分の思った事をそのまま音楽にしているだけで、それで社会がどうたらという部分については殆ど関心がないような印象がある(後のテロリストとしての活動も、殆どオルトのためだったし)
ジョニーの場合は50年後の世界を見てタワーを吹っ飛ばしたにも関わらず相変わらずコーポに支配されるがままで冷め切った民衆への失望で悲観的になってるだけじゃないかなと思う
ジョニーのファンが昔のままSamuraiを崇拝しているだけの様を見てもそれなら活動してくれよと言わんばかりにあまり快くは思ってなかったみたいだし
そも、元からコーポの社員拉致ってライブしてたようなやつだしコーポへの反抗心や民衆を動かして世界をひっくり返してやろうって気概は十分にあったはずよ
現代日本では音楽ジャンルとしてのロックはバンド形式でさえあればほぼなんでもアリな懐が深いカテゴリとなった。
なのでロッカーボーイと言っても単に男性バンドミュージシャンと受け取られるだけの場合がほとんどだろう。
ロックの内でもジョニーのような反体制・反骨の精神を主軸にしたモノに限定するならパンクロック、または単にパンクと呼称すれば誤解がない。
幼い女の子"大きくなったらロッカーガールになるの"。
女性型はロッカーガール
本作の原作となったTRPGのサイバーパンク2020では、ロッカーボーイがロールの一つとして選択できる。
他のロールはフィクサーとかコーポとかなのに、極めて範囲が限定的なこれが混じってるのはある意味面白い。いうならば、ドラクエの職業に演歌歌手が入っているようなものだろうか。
ドラクエのロールで言うなら遊び人とか踊り子みたいな人の心を掴んで動かす役だな
まぁそもそもドラクエにロッカーボーイが活躍するほどの圧政やそれに対する市民の反抗心もないので世界観的に当てはまるものではないと思う
ロックという言葉は音楽用語として以外にも反体制的な意味合いで使われる事もあるので、カリスマ性によって反体制を叫び賛同者を集め、煽動する人間を総じてロッカーと呼ぶのだろう。
全部にお前が入ってんのかよ!
FADE AWAY/頼むから色あせてくれ
原作TRPGでは、ルシアス・ライン氏のロールもロッカー・ボーイ。
にある通り、「カリスマ的な影響力で他人に影響力を及ぼす人物」としてのロッカー・ボーイである。2038年当時、彼は「このご時世に珍しい理想主義者」と称賛されるワトソン地区のコミュニティ・オーガナイザーだったのだ…。
つまり、ただ音楽を生業にしてる奴は“ミュージシャン”や“アーティスト”で、意思を貫きロックな事をしでかすカリスマがある奴を“ロッカー”と称するって事なのか…
TRPGはやらないけど、どことなく「意思」の能力値にブーストがかかりそうなジョブだ
ジョニー「なぁ、タバコが吸いたくてたまらねぇ、もってるか?」
ジョニー「ナイトシティの食文化には変化がねえな」
ジョニー「バーボン、ウォッカ、テキーラそれが俺の酒だ」
ジョニー「エレクトロパンクかよ、耳からゲロが出る」
ジョニー「マジかよ」
ジョニー「企業は既に世界を支配してる…次に狙われるのは人だ…」
ジョニー「変わるんじゃねぇ、変えるんだよ」
ジョニー「本当の俺はきっとどこかに…ブツブツ」
ジョニー「探偵は言った、酒の時間だと」
ジョニー「…(黙々とチンポジを直している)」
V「ああああああああああああああああああ!!!」
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ロックなミュージシャンであり社会運動家でもある。ただしTRPGではミュージシャン以外でもカリスマ的な影響力で他人に影響力を及ぼす人物の事を言ったらしい。だからカルト宗教の教祖でも民兵組織の将軍でもあり得るらしい。
ロッカーボーイというロール(職業)は"ロッカーボーイ"マンソンに由来するという。