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モロロックラジオでマイクが語る陰謀ろ…丸秘ニュースでも何度か名前が出てくる。
曰く、バイオテクニカは絶滅したオニナラタケというキノコを「種の多様性調査」や「北西部の生態系再生のため」に復活させたという。だが「生物情報神経シミュレーション」という3つめの理由に目をつけたマイクが栽培施設を調査したところ、そこは通信タワーやパラボラアンテナに囲まれており、まるでデータ要塞のような有り様だったとか。そう、なんとバイオテクニカは菌糸類ネットワークを利用したAIを研究しているのだ!…というニュースや→
→ライオンもオオカミも絶滅したバッドランズでは、動物に切り裂かれたような死体が見つかる不思議な事件が相次いでいるのだと友達から聞いたマイクは、とある噂話を思い出す。
知人の傭兵がルーマニアに渡った時のこと。廃村で野営中、正体不明の遠吠えが聞こえてくる。不安のあまりチームは夜通し眠れず、やっと夜明けというその時!なんとオオカミ人間の襲撃が!!
…このオオカミ人間を作り出したのはどこなのか?マイクの推理によると、クーデターを企むEBM(字幕そのまま)が、企業支援の一貫として、遺伝子操作した"生物"を提供していたという。
だが、専門部署の無いEBMにそんなもの作れるはずがない。どこかの企業が協力していたに違いない。…そう、遺伝子研究の専門企業であるバイオテクニカがあの"生物"を、オオカミ人間を作り出していたのだ。
奇しくも、バッドランズはバイオテクニカが土地の大部分を占領している。実は農場も隠れ蓑なのだ。あそこでオオカミ人間を生産し、荒野に解き放っているのだ。
…という、ファンタジーかSFかもよくわからないニュースを聞かせてくれる。
シティセンターの依頼ではバイオテクニカがノーマッドを実験台にしてたし、マジでオオカミ人間にしててもおかしくはないな。オオカミ人間がどんな姿なのかわからないけど、"切り裂かれた"って言うくらいだからマンティスブレードみたいな腕に改造して毛皮でも生やしてるのかな。
設定の追加として、『サイバーパンクRED』(2045年)の時点でエキゾチックな「人体彫刻手術」という、動物・非人間的な要素を取り入れた人体整形手術(例えば毛皮とか猫の足付与)が腕利きのメドテクなら技術的に可能になっていることが明らかになった(『RED』ルールブック和訳版のp227参照)。
ただし、動物的な挙動は再現不可能であるため、手術を受けている連中はサイバーウェアによって見合った能力を持つ事が多いという。因みに『RED』のルール的には両方とも人間性喪失(サイバーサイコ化)待ったなし案件。
ここからは想像というか与太話ではあるが、そういったエキゾチック改造の発展として、サイバーウェアを介さない動物的能力の遺伝子改造による実装実験などがもしかしたら…?という可能性はあるかもしれない。
現実の種苗メーカーでも行われている改変だが、バイオテクニカの植物は一代限り(F1種)で収穫した実を土に植えても発芽しない。本来は安定した味や収量を得るための技術なのだが、これを利用してバイオテクニカは世界の食糧生産を牛耳っている。
ゲーム内ニュースで報道されているカナダの食料危機は、凶作に見舞われたカナダ政府が『収穫した作物をバイオテクニカに売って発芽ライセンスを買い、今年のうちに餓死者をだす』
あるいは『収穫した作物を国内消費に回して、次の発芽ライセンスを買えないまま来年以降の餓死者を増やす』という究極の二択を迫られているというもの。
危機を回避するために、カナダ政府はバイオテクニカに国の権益を売り渡すのではと懸念されている。
Cyberpunk: Edgerunners — Ending Themeにおいて登場
副作用で死に至る薬品の隠匿など、薬品系自社商品の扱いでも結構な暗黒メガコーポのようだ
1年に有給が6日間もあるんだって!なんてホワイトなんだ!(取れるとは書いてない)
元はイタリア、ローマの工業団地から出発した小さな会社を世界有数の企業へと成長させたのが、ニコロ・ロッガジアという生物学者だ。
彼はバイオテクニカが成長するにあたって大成功を収めた全ての背後にいる。
化学薬品、道具、人工生命、CHOOH2など数々の物を作り出してきたが自分が生み出した物をどう使うかはあまり考えていない。会社は孫と妻が動かしている。
1990年代後半に燃料危機が起こっていた時にCHOOH2を持ち出せたのは関係者が機転を効かせたからだろう。
たが彼はある夢を抱いていた。地球環境(サイバーパンクの世界は環境破壊著しい)を再生させることだ。
そのために絶滅危機に瀕する動物を再生し、いずれは絶滅種すらも蘇らせようとしている(恐竜とか)。
だが彼はそれだけでは不十分だと考えていた。蘇らせて野に放つだけではいずれまた欲深い住人やギャングや金の亡者共に狩り尽くされてしまうと考えたからだ。
彼はコアラに毒牙を与え、カメレオンのような迷彩をもつ豹を放した。また、生態系を生物工学を応用して自分好みに再生する実験も行っている。ロッキー山脈にはプテラノドンとラプトルが合わさった変な生き物が住んでいる。
尚これらは趣味も兼ねている。
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(感想、考察、雑談もOK)
イタリア、ローマに本社を置く遺伝子工学、生物学等の研究を専門とする企業。
元々は小さな研究企業だったが、合成穀物アルコール燃料「CHOOH2」の発明によりそれまでの既存の燃料を一気に塗り替え、世界的な大企業へと成長を遂げた。バッドランズ南部のバイオテクニカ・フラッツに代表されるプロテインファームの規模からもその企業影響力が見て取れる。
2077年では他に世界の森林回復や絶滅した動物種を再生させる等、環境の再構築を主眼に置いているようだが、裏では他のメガコーポと同様に非人道邪悪研究もやっているようである。
ちなみにペトロケムやオールフーズ等はバイオテクニカの傘下企業である。