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一矢報いた……と思いたいが大した影響もなくバイオテクニカは存続するし今後も利益の影で犠牲者は出る。ナイトシティの住人である彼女がそれを理解していなかったはずはないのに……それでも抵抗するエッジランナーに相応しい在り方と最期だった
これについて書くと、戦後間もなくエンパイアステートビルの高層階から飛び降り自殺した女性。
なお自殺して数分後に野次馬が写真を撮っており、派手にへこんだ車の上で眠っているような姿から「世界で最も美しい自殺」として有名になった。
血とかそういうものは(多分)写ってないので安心して検索して確かめてもらいたい。
ステラが姉であるという背景が加わったことでメジャー級アホの子な側面がサーシャにもあったのかもしれない、という妄想が捗りますわ。
切ねえよなあ。副作用を把握しながら販売を継続して人死に出したのをリークされたんだから、普通ならスキャンダルになって株価暴落ぐらいするだろうに。
「何このリーク?」
「お偉いさんが報道しないでってさ」
「なら、いつも通りね」
「ハロー! ナイトシティ!」
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「サイバーパンク エッジランナーズ」エンディングテーマ、Dawid Podsiadłoの「Let You Down」のミュージックビデオに主人公として登場する人物。
キャラクターデザインは「攻殻機動隊 SAC_2045」のキャラクターデザインを手掛けたイリヤ・クブシノブ。
https://youtu.be/ELdqtgi8zxI
フルネームは「サーシャ・ヤコヴレワ(Sasha Yakovleva)」。黒髪ボブカットにピンクと黒のネットランニングスーツが特徴的な女性ネットランナー。
よく風船ガムを膨らませている。
幼少期に母親のガリーナ・ワリエワ(Galina Valieva)を亡くしており、その形見として万華鏡を所持している。
得物は指先から伸びる鉤爪型サイバーウェアとM-76E オマハ(カラーリングはLIZZIEに酷似)。
作中での描写(アフターライフでメイン、ドリオ、レベッカと飲み交わしている)から、エッジランナーズ本編以前、
キーウィとルーシーの加入前にネットランナーとしてメインらと仕事を共にしていたものと思われる。
とある夜、アフターライフでメイン達と酒を酌み交わした後、
バイオテクニカからCHOOH2の財務記録と試作抑制剤0.091に関する情報を盗み出す潜入任務に就く。
首尾よくバイオテクニカのナイトシティ本社に潜入し、目的の情報も手に入れ後は帰還するだけ…となった矢先、
バイオテクニカのデータベースから鎮痛剤「セキュリシン」の機密ファイルを発見する。
実は母ガリーナの真の死因は、セキュリシン投与の副作用で引き起こされた神経変性疾患によるものだった。
バイオテクニカはこの副作用を認知していたにもかかわらず、利得を優先して副作用の存在をひた隠しにし、市場での販売を継続していたのだ。
母の無念を晴らすべく、サーシャはメインの制止も聞かずに、N54ニュースへ機密ファイルのアップロードを開始する。
が、作戦の制限時間をオーバーしていたために信号ジャマーが切れ、リークを嗅ぎ付けたバイオテクニカにロボット部隊を差し向けられてしまう。
鉤爪型サイバーウェアやオマハ、クイックハック(サイバーサイコシス)を駆使しながら応戦するも、
抵抗虚しくロボットの銃撃を受けてしまい、オフィスのガラスを突き破ってビルから転落。
彼女が仕掛けた時限爆弾がオフィスを吹き飛ばす一方、落下する彼女はハイウェイを通りかかっていた車のルーフへ激突する。
幻影の中、幼少期の自分を優しく抱きしめるサーシャ。
雨の中駆けつけたメインが見下ろす彼女は、安堵にも似た安らかな顔をしていた。