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そしてグレード5。グレード4の奇抜なステーションや豪華な機材と比べると一見平凡にすら見えるという。後頭部に神経ブースターを埋め込んでジャケットを羽織っただけで、サイバーウェアマニアの市民…頭脳派人間(ブレイニアック)にしか見えないからだ。だが、実際はグレード5ユーザーはネットウォッチのフィールドエージェントが大半で、設備に依存せず単身でサイバー空間へのダイブが可能。現実世界に意識を残したまま、リモート接続ができるのだという。
ネットウォッチの項目にある8コメさんも記載してくれているが、作中の人物だとブライス・モズリーがグレード5の使用者にあたると思われる。世界本の挿絵でも彼の後ろ姿が使用されているが、後頭部〜背中の真ん中辺りまでサイバーウェアで埋め尽くされており、もはやミニアダムスマッシャー。
紺碧プラザのドゥウエラーのようなチェアに座るタイプはグレード3らしく、ネットランナーステーションのメイン機材はああいった椅子や医療機器、バイタルサイン測定器まで必要らしい。
1の内容にもある通り、グレードはあくまでもネットランニングギアのTierを表しているに過ぎない。引用元のワールドガイドにおいてもグレード=そのランナーの実力、とは一言も書いていない。
ゲーム本編のランナーを例に挙げよう。サンドラ・ドーセットは高度なギアを有していないが所属組織とは言え大企業のナイトコープをハックし、機密情報を得ている。DLCではNCPDの情報を完璧に抜いてみせた。
次にヴードゥー・ボーイズ。ブリジットやTi-ネプチューンはブライスのICEに引っ掛かり凍結されていたが復帰後はブラックウォールの間近まで迫っている。また彼らは(なんだかんだ実力に対してツッコまれているが)ナイトシティの在野ランナーでも随一のネットランニングギアを揃えている。ソミのように壁越えはしていないが設定上優秀である事に変わりはないだろう。
とまあ長くなったが、在野にも優秀なランナーはいるし、そりゃ企業付きになれば高度なネットランニングギアが支給されるし処理能力も上でしょう、という話。機材のグレードに左右されるのは当然だが、グレードだけで能力を語るのはいささか乱暴かと。
ちなみにREDにはネットランナーの仕事がかなり詳細に書かれているので興味のあるチューマは是非読んでくれ。
氷風呂は作中で氷が全て溶けてしまった現場を見る事ができるのであまり信頼できないようだ。
市内ならともかく、機材の電力確保やメンテの点で色々と制限がキツいバッドランドでは氷風呂の方が使い勝手がいいような気もする。
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ネットランナーが使用する設備やサイバーデッキ、パーソナルリンクなど、ネットにアクセスするのに必要な装置の総称。
ワールドガイドではネットランニングギアについて解説されており、曰くグレードが0〜5まで存在する。0は2020年代に流行った携帯型のサイバーデッキで、手持ちだから機動力はあるものの手入力が必要で使い道はかなり限られる。現代でいうスマホ・タブレットのような物のことだろうか?
それに対してグレード4は巨大企業のプロしか使えない生命維持装置から冷却装置まで備えた最高水準の大型設備で、これらを利用するネットランナーは基本的にチーム単位で動く。