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③FBI (連邦捜査局)
FBIは司法省下の警察組織であるが、現実でも国内を監視していた歴史がある。FBIは四連が"国家の敵"を"探し出すために使われた。当初はFBIの関与は限定的なものだったが四連が反抗的な州を支配するために"連邦捜査官"と言う名の独自の傭兵を使うようになると、FBIも陰謀に巻き込まれていった。
④麻薬取締局(DEA)
違法薬物の流通を阻止するのがDEAであるが、何故四連に関わって来るのか。一つには、彼らが南米中西部(ボリビア、チリ)そして通り道の中米から来る麻薬の流れを止めたかったのがある。もう一つはDEAの一部は製薬系メガコーポ(例えば、合成麻薬スカッシュなどを作るような) から利益供与を受けたがっていた。それらの企業は自社の製造した人工合成スーパードラッグが独占できる市場を望んでいた。だから、彼らは南米の麻薬組織を排除することにした。 そして、その魂胆は四連の南米侵攻に大義名分を与えた。
また、コカやケシ等の麻薬の原材料となる植物を死に致らしめる人工病原体を開発。
端的に?四連の国内政策
①不正利益の追求四連はとにかく不正な手段を多用した。有り得ないくらいに、賄賂、脅迫、etc、これらによって合衆国議会の上院はまともに機能しなくなり (四連が追放された後も)、官僚機構の殆どは手がつけ られないほどに滅茶苦茶になり、当時の 雪だるま式に発生する厄災に全く対応できていなかった。
②公共福祉の停止
四連のせいで社会保障制度、医療制度は空洞化し、企業用以外の福祉制度は廃止された!
③帝国主義的拡大
四連体制は、国家をあたかも自分たちの豚の貯金箱のように扱った。四連に逆らう政府組織は無かったが唯一の例外が軍だった。軍を力で押さえつける事はできない(国家の暴力そのものだから)ならばどうするか、後の一万人のサイバ一兵士しかり軍部の予算を増やし、対外戦争を行った、そしてそれは自分たちの推進する"戦争を基盤とする帝国主義的拡大のためでもあり、湯水の如く国家予算を蕩尽した。
以下ざっくりと四連の経過
1990~1993
1991年初頭、南米および中央アジアで強力な生物学的薬剤が猛威を振るう、これにより世界中のケシ等の麻薬の元になる植物はほぼ壊滅し2077年に至るまで合成麻薬が主流になり天然物は厳密な管理の元でしか生産できなくなる。各国の麻薬組織麻薬王、怒り狂い元凶を突き止めようとする。
情報によると、アフガニスタンの麻薬王は当時のヨーロッパ圏のいくつかの有力な政治グループ (後に起こった出来事から、ややネオソビエト、ユーロ説が有力?)と繋がりがありそこからあの生物兵器がDEAに作られた事を知って連携した攻撃を仕掛けた。(前後関係はおそらく四連の派兵→米軍優勢≒アフガン麻薬王ら南米麻薬王らと敵を共有す→米国内部へのダイレクトアタック)
"無辜の人々に災いわもたらすもの”を一掃するというもっともらしい大義名分で四連は南米に派兵、"ついでに"現地を征服した。劣勢の麻薬国家群は激しいゲリラ戦を行い、戦況は急激にベトナム戦争レベルまで悪化した。当初はパナマ戦争の如く米軍の圧勝で終わるという下馬評だったがゲリラ戦により停滞…さらに南米諸国は自国に閉じ籠もることなくアメリカ全土にゲリラ攻撃を仕掛けて来た(DEAとの間で壮絶な麻薬戦争)、最終的にコロンビアの麻薬王たちはボゴダ爆撃の報復として、紐育の金融街で"スーツケース型"小型核爆弾を炸裂させた。これにより約一万五千の死者が出た。(このスーツケースは失敗した旧ソ連アフガニスタン侵攻の際に使用したものによく似ていたらしい
1993年最初の自由州カリフォルニア。カリフォルニアの経済封鎖に対し四連の超法規的"警察隊"がサンフランシスコを暴力で征圧する、それに対抗して住民たちとの間で戦闘が発生し、住民が劣勢だったので州兵が味方する。これに対し警察隊がサクラメントを征圧しようとしたのでカリフォルニア州は現在の連邦政府は無効だとの声明を発表し、正式な離脱条項を制定すると宣言した。
時期不明(1993~1996?)
ジェームズ大統領暗殺される。企業に資金提供された副大統領に利する者によるのではないかと噂された。 カリフォルニアで選挙活動中のことだった。この後、大統領にH・Hが就任しこれによって四連はさらに自由を得る。
1994年~1995年
CIAの幹部たちは上記の通り密かに合衆国の武器をブラックマーケットに売って資金化していた。当初は反乱軍の支援の為に使っていた資金だがやがて私用にも利用するようになる。連邦議会の承認も得ぬまま、彼らは一連の持株会社を経由してヨーロッパやアジアの証券取引所で株式を購入し資金洗浄していた、がこれ が欧州連合の疑念を招いた。そしてインターポールによる数年間の調査の後、正式にアメリカ合衆国を株価 操作とマネーロンダリングの容疑で起訴した。このニュースが知れ渡ることで世界的な金融危機、"94年の世界株式市場大暴落”が起こってしまった。
1996年
大暴落で打ちのめされていた所を失業者ホームレスの増加、汚職、自然災害等に追い打ちを受け合衆国政府はついに機能停止に。
合衆国憲法が停止され戒厳令が敷かれる、戒厳令により政府は"世界中の"米軍を呼び戻し、混乱の中で秩序を維持しようとした。四連の指示により、軍は秩序を回復するために時には非人道的な戦術を用いた。ある時はデモ隊2000人を殺害した。当時ニューヨーク、シカゴ、サンフランシスコ等の多くの都市では違反者に無警告で発砲を許可する夜間外出禁止令が出ていた。
連邦政府は複数の政府機関やメガコーポから派遣された傭兵から秘密裏に戦力を抽出し"連邦軍”を結成し、 全都市に派遣したが、この非正規兵たちの制服や記章が多くの人にとって見慣れないものだったために政府軍が悪党のように映り、各地で政府軍の侵攻に対し反抗が起こり、各地で両軍が睨み合う状況が発生した(これらは災害によって中断するまで続 いた)
1998年
98年の旱魃が起こる。中西部の殆どが枯れ果て自営業の農家は殆ど姿を消す。
ロサンゼルス大震災
マグニチュード10.5の地震が壊滅的被害を与え、(推定) 65.000人が死亡市の35%が太平洋に飲み込まれる。
2000年
合衆国およびヨーロッパで殲滅病(ウェイスティング・プレイグ=栄養が吸収されなくなって飢えて死ぬ病気)で数百万人が死亡。
2002年
フードクラッシュ。カナダおよびネオソビエトで植物に感染する突然変異ウィルスにより作物が全滅する。 合衆国の農業関連企業が栽培した作物は新しい生物学的抗生物質によって生き延びた。ネオソビエトはこれを合衆国の陰謀だとして非難した。
2003年
崩壊などの影響で諸州が離脱したのもあって、天然資源を入手できなくなった四連は、再び南米に触手を伸ばすことにした。当時飛躍的に性能が向上したサイバネティクス、インターフェイスチップ等を駆使し、南米のジャングルでも戦える軍隊を作り上げた。陸軍は自国民との戦いにうんざりしており、再び自由州に対 して戒厳令を敷くなど御免だと思っていた。新たな"サイバー超人兵士”のテストができる見込みに惹かれて、軍は南アメリカ諸国を征圧しようという試みに進んで参加した。全部で一万人の兵士は多かれ少なかれサイバー化しており、戦闘用AVに乗って現地に降り立った、そして麻薬王やユーロ圏や新ソ連の傭兵、さらに地元住民まで巻き込んで残虐な地上戦へと突入していった。
初期の頃は戦況は優勢だったがやがて再び悪化すると自由州になっていない州民は自国を危険に晒すワシントンDCに抗議の声が広がり始めた。
最終的にWNSのメディア・スター、テスラ・ヨハネソンがやれ、生物学的薬剤をまいたのは四連だ、やれ、四連は麻薬戦争のためだけでなくチリ750万トンボリビア900万トンのリチウム鉱脈のために戦争を吹っ掛けただのとクソみたいな事実が湯水の如く飛び出してきてブチ切れた重装の市民と、 同様にブチ切れた軍、さらに便乗してきた合衆国とユーロシアター双方の巨大企業の傭兵(こいつらも四連の共犯者じゃね?)に追い詰められ、最終的にはハント大統領すらもフロリダの湿地帯でバーベキューにされた。次の大統領候補は一人が入院中、後の3人が辞退したので繰り上がりで国防長官となった。
一方、四連が南米に派遣した部隊はクセノフォンと一万人の兵士と同様にジャングルやメキシコの辺りの厳しい砂漠を抜けて誰も気にしてくれない故国へと帰るのであった。
実際のアメリカの麻薬の不正だとCIAか海外で押収したコカインを国内に流して資金を確保した事件があります。
糾弾した黒人団体が「われわれをコカイン漬けにする陰謀だ」と言い出してしまったために、事実は確認されたものの調査はそこでストップ、補償も得られず、上層部の責任も問われることなく終わる。
陰謀論の戦略的失敗の代表格になりました。
これ本の内容まるまる載せたの?
違う。REDの解説ってボリュームがあるうえ情報があっちこっちのページに散らばってるから読んでもすんなり理解するのは難しいんだよ。上の解説も長いと思うかもしれんけど、これでも情報を整理して分かりやすく書き直してくれてる。
〜 までとても分かりやすいうえに知らない過去だったから興味深く読めた。感謝。
四皇ならぬ四虐。
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説明しよう! 四連(ギャング・オブ・フォー)とは!
腐った、魚、である。
少なくとも1990年代には存在が確認されている。
中米戦争に関するNSAの秘密を暴露したことで、彼らが滅ぶ2003年まで全方向に被害を増やし続けて合衆国を崩壊に導いた。又、現在の世界を形作る要因のひとつでもある。
発生時期はいつの頃か不明だが、大統領ジェームズ・リチャード・アレンが当選し、副大統領にハロルド・ハリソン・ハルト(略H・H)が就任したことが、ひとつの要因だったのではないかと思う。
この大統領は親しみやすい、だが普通の人間だった。しかし頭が切れる人物ではなかったため、副大統領やNSCにいいようにされてしまった。
まず副大統領と四連の仲間たちは、彼を隠れ蓑にして悪行を重ねていった。
副大統領はサイコパスであり、地位を利用して世界中で不正なビジネスを展開していた。が、ヨーロッパのビジネスパートナーたちの中に大統への不満をもつ者が出始めたので、合衆国を乗っ取ることにした。
■四連を構成する機関
①国家安全保障機関(NSC)
副大統領はNSAと共謀(国家安全保障担当補佐官はNSCのメンバー、NSAはその情報機関、電子機器を用いた情報収集、分析etcを行う)して南アメリカの複数の国を転覆。目的は、合衆国の影響力を拡大するため。さらに(顧客である企業のために)食糧や原材料を掌握することだった。
また、司法長官(NSCメンバー)を抱き込んで自身を擁護した。
NSC及び四連が秘密裏に実績を握ったことにより、連邦の民主主義は死んだ。
②中央情報局(CIA)
CIAはNSAに引き摺られる形で関与した。
話は別になるが、当時(1990年代頃、あくまでサイパン世界の話だが)南米諸国で独立(経済的な?)の機運が高まっていた。
これらの国が独自路線を開拓し始めたことで、合衆国を拠点とするいくつかの巨大企業が独占していた実入りのいい市場が脅かされていた。これに対しCIAは、敵対国家を混乱させ”社会主義勢力”が政権を握らないようにするため、地元政府に反抗するテロリスト集団を雇い入れた。
また、違法な武器販売を行い、その資金で南米の分離主義者を応援していた。が、後にこれは陰謀に関わる幹部たちの懐を潤す投機的財源へと変わった。これが後々、世界に破壊的な影響を与える。