コメント14件
CS機のメモリにも優しい法。
リアルなアメリカの歴史からの想像を基に推察。
元来アメリカでは鶏肉はあまり食さなかった。
メインは牛豚で、冬〜春にかけての狩猟シーズンにリョコウバト(18世紀に50億羽いたとされるが乱獲により20世紀初めに絶滅)カモ、などを狩猟して食べる(ちなみに七面鳥も初期は狩猟で入手)季節的な食べ物だった。
基本的にニワトリは卵のため鶏を育てているため、冬卵を産まないニワトリは雌鳥を除き処理され春先に安く食肉として販売される程度だった。
これが変わったのはww2で、軍のレーションに牛豚が優先されるため、国民に鶏肉と魚肉の飲食奨励がされたのが最初。
その後照明を当てて春と同じ光量を保つ事で年中卵を産ませる現在の工業型養鶏業が誕生、これの初期資金をローンで貸し出し代わりに優先的流通を得る契約農家制度が誕生した事でww2前から2020年代までに鶏肉の流通量は全米で30倍になった。
しかし、これはエネルギー事情が豊かなリアルアメリカでの話。
ナイトシティ世界のアメリカでは、水不足とエネルギー不足で中米の大規模農園、養鶏業を含む工場型畜産業が壊滅、鶏肉の入手は困難になった。
更に2050年後半から60年代にインフルエンザの大流行があって、それの運搬役としての鳥がクローズアップされ、本法が施行されたらしい。
ただし、法律作ってまで鳥を憎んでいるのはナイトシティのみで、他の地区では普通に養鶏業が営まれている模様。
生粋のナイトシティ住民が「空飛ぶネズミ」と鳥を嫌悪している様子に戸惑う他地区からの移住住民の困惑模様がNPC住民の様子で見ることができる。
ワイはエグゼクは鶏食ってると思ってるwどうせ中世の生臭坊主どもみたく美味しくもの独り占めしたかったんやろってなw
ナイトシティ住民の鳥の嫌悪は相当なものでN54ニュースで生物学者が生態系の破壊を懸念してこの法案を廃止する必要性を訴えるために来たが、司会者は過去の感染による死亡者数や遺族を呼んで追い詰めたり、観客に物を投げつけられ、しまいには司会者が生きて帰れるだけラッキーだな!このエセ学者!と中立も公平もクソもないほどの討論が観れる。
リアルでもドバトは雑食性で一ヶ所に定住しフンを撒き散らし病原菌拡散の元となりがちなため「空飛ぶネズミ」と言われる事があるね。
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2063年5月4日にナイトシティ議会で可決された法律。致死性の高い感染症が頻発したことから、ナイトシティ市外18マイル圏内の鳥類の駆除を決定された。
ナイトシティの空に鳥がいない理由である。