コメント11件
自分の体の支配権を一時的にとはいえ他人に委ねる極めて危険な仕事でもある。記憶が残らないとはいえ、現実の運び屋のように知らぬうちに犯罪に加担してしまったり、見知らぬ場所で危険な相手と会わされたり、リスクの高い仕事だと推察できる。
劇中で登場するプロキシをみると、金に困った者を高額報酬でスカウトしているのだろう。現実でもホームレスに報酬を渡して犯罪に近いことをさせるケースがあるが、ああいうものなのかも。
ドールの項目にもあるが、メインジョブ終盤、モーテルに潜伏するVのもとにハナコが派遣したドールがこれのこと。通話が終わるともう終わり?なら帰るわね、と普通に帰宅するので、1の言うとおり通話内容はドールの記憶に残らないらしい。
ジョニーもプロキシか…と呟くあたり、昔から利用されているシステムのようだ。当時からドールやジョイトイの立場はコーポに利用されるだけのものだった、と思うとなんとも虚しくなってしまう。
個人的に面白いなと思った設定。
記憶のない自分を商品にするなんて現実ではありえない。
これぞSFだ。
ハナコは非喫煙者なのかプロキシがハナコに意識を譲った瞬間、目の前にある火のついたタバコを乗せた灰皿を遠ざける細かい演出がある。またタバコの火を消さないのはプロキシが時間の経過なり身の回りの状況の変化なり自分の意識が戻った時の確認の為か、もしくは意識が戻った際に無事であるようにとの願掛けみたいなものなのかも知れない。
エヴリンの例もあるし、本人に記憶がなくても外部ツールがログ取ってるみたいなのは普通にありそうだし、あまりセキュリティとして堅牢ではない気がするな。
企業がやるならそのへんの貧乏人よりは普通に身元のきれいな秘書とかを使ったほうが色々いいような。
重要な件に対してはそもそも使われないと思う。
悪い言い方だがバレても大して問題なくいざとなればすぐに切り捨てられる消耗品のメッセンジャーとしては効率が良いと思う
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顧客の伝言をつたえる代理メッセンジャー。
実世界の伝達係と違うのは、本人に記憶が一切残らないこと。クラウドのドールたちと同じような仕組みだと思われる。
生身の人間が実際に動く分、文章やメールよりも柔軟で、直接ホロコールするよりも足が付きにくいのだと思われる。表立って連絡をとりづらいVIPや裏社会などで利用されていると思われる。