ワンドのキング

ストリート育ちの元から割とジョニーっぽい所あるVが太陽エンドに至るまでの間を描くノリと勢いで月に向けてデカい花火を打ち上げる劇場版サイバーパンク2077って展開で個人的には仮初めの自由ベストエンド
ソロモンのルートは最終的に合衆国選ぶ人間だと思って選ばなかっただけでソミはできれば助けるかぁ〜ぐらいの温度感だったけど国際宇宙空港までの車でラジオつけたらたまたまI Really Want to Stay at Your Houseが流れた時、RERIC切除からソングバードを必ず月に届けるに手段と目的が入れ替わってしまったけど最終的にソロモン含む皆が自分を貫けたから後悔はない、クリア直後の目の前に広がる宇宙空港の風景のように傷つきながらもどこか爽やかな、そんなルート

どんな形であれソミもリードも自分を縛る呪縛から解放されたことは救いだったように思えるEND
反対にたとえ望まない形でもそれでも生きるというのが塔ENDかなと
今回のDLCで一番納得できたエンディングでした

>>2
劇場版サイバーパンク2077って表現が凄く分かる
ドッグタウンを舞台にそこで出会ったソミ、リード、アレックスの物語が展開して、最後は皆ナイトシティからいなくなりV個人は何も変わることなく本編へ戻る
エンドロールの後のアレックスとのイベントで感傷に浸ったよ

死屍累々のNCXから何事もなかったかのように脱出して
「いやー今回も大変だったのに収穫なかったね」で済ませちゃうVとジョニーが本当に好き
このルートからの死神経由太陽エンドがジョニーとのお別れをちゃんとできて、
その後のミスター・ブルーアイズの治療にも期待が持てるので自分の脳内カノンとなった

特にソミに親近感を覚えていたつもりはなかったのに国際宇宙空港に向かう際の弱りきった彼女の姿を見て、なんとしてでも月に連れて行ってやらなければ、という気持ちになったよ…

凄腕のハッカーと一緒に国を相手取って空港でドンパチやってロケットを打ち上げる
最高にハリウッドだったぜ

リードを撃ってソミをロケットに乗せるまでは色々な感情がモヤモヤしてたけど、いざロケットを見送る時なんか知らんが滅茶苦茶スッキリした

劇場版サイバーパンク2077良いね。ニューゲームでここから始めて欲しいのも納得
いちばん爽やかだしストーリーとしては一番まとまってて好き
シャトルに着いてからの「世話のかかる子ね…」でここからは完全にVが利害関係なくコイツを助けたいから助ける100％人情で動くんだなって確信して胸が熱くなったよ
月に連れて行くってエッジランナーズともリンクするし

だけどカント欲しいからリードルート行くわすまーん

別にソミのことは好きじゃあないが、誰一人信頼できない環境で育って全員に嘘をつきまくって全てを裏切ってみせた彼女に、「言ってくれれば最初から手伝ったのに」を嘘にしないために、世の中には嘘をつく必要もないお人好しの馬鹿がいるんだぜって教えてやるために月に送ってやった。
ソミ一人のために何人殺したかわからないが、ただそれを証明したかったんだよ

>>2
今I Really Want to Stay at Your Houseが流れたら最高だなと思ってたのに流れてきたのはUSER FRIENDLYだった
事故を起こさないよう真剣に運転するV、フラフラのソングバード、そして流れるだいなもだいなも……

リード協力ルートを通ると逆にわかるが、リードは過去にゴリッゴリに絡め取られて身動きが取れなくなってしまっている男。例えソミの命だけは救えても、その後もリードは後悔と罪悪感からますます過去から抜け出せなくなっていく。その意味では、もう自力では自分自身を止められなくなっているリードをあの場で終わらせてあげることは、それはそれで一つの救いだったのかもしれない。
少なくともペンタクルのキング、カップのキングを経た後だとどうしてもそう考えてしまうことがある

少なくとも、一番パンクな結末ではある。
ジョニーもニッコニコである

「宇宙船を打ち上げるなんて初めてだな。お前は？」
「ああ、俺もだよ」
Vとジョニーのどこかワクワクした会話が本当に好き

傷付き裏切られながらもどこか爽やかなラストでDLCのオチはこれが一番好き
リードとの別れをなるべく説得して引き延ばすと雰囲気出てもっと好き

周りの全てを敵に回してもお前を守ってやるを地で行くEND
それこそ守る相手からすら嘘をつかれてるレベルだけどパンクで良いじゃん、そんな話

外れくじや貧乏くじを引き続けたソミが
最後の最後に「町一番のお人よし”V”」という
ウルトラレア級の当たりくじを引いたという話

「月に送り出すためにバカでかい組織と戦った仲間がいた」つながりで
月でルーシーと宜しくやってほしいね