UCゼノウォーフェア部門

別名:ゼノウォーフェア部門

コメント2件

1.名無しの探検者2024年09月28日 01:57 編集済み

UCMASTによって設立された神経制御インターフェース(NCI)による異星生物のコントロール研究部署。2306 年1月13日に結成され、戦時下にNCI制御による生体兵器「ゼノウェポン」の開発を目的としたゼノウォーフェア研究部門へと変遷した後、コロニー戦争が終結した2311年に解体された。

ゼノウォーフェア、つまり異星生物の武力化こそがその目的であり、手法としては沈静化した異星生物に神経制御インターフェースを取り付ける事で外部からの完璧な制御を行い戦力として運用する、というものである。

この組織によって行われた一連の研究「ペットショップ計画」により実際に開発、運用されたのはクリート・ストーカー、およびセイレーン

第一の成果であるストーカーは2308年に勃発した自由恒星同盟コロニー連合間に勃発したコロニー戦争中の発端となった自由恒星同盟の第四の入植地ルナーラ星系・惑星ヴェスタ包囲戦にて実戦投入され、ゼノウェポンとして運用されたストーカーはヴェスタに存在した自由恒星同盟の入植地を壊滅させるという多大な戦果を挙げた。これによりゼノウォーフェア部門はストーカーが捕獲された星・クリートへ移転し、さらなる研究を続けることとなった。

第二の成果であるセイレーンは、当大辞典のセイレーンの項にて実地調査した船長調査によるとランタナ星系ランタナVIII-Bに野生で生息しているものをクリート研究所へ移送、兵器化したもののようだ。この生物は強固な外骨格と高い走破性を持った脚部、強靭な大顎など兵器として申し分ない性能を有しており、ナリオン星系・惑星二―ラでの戦いに投入され、二―ラを奪取するだけでなく数年にわたる自由恒星同盟による奪還部隊を退け続けた。最終的に自由恒星同盟の虎の子であるパクストン・ハル少佐率いるメック部隊・第1機甲部隊との激しい戦闘が繰り広げられたがこれにも耐え抜き、終戦まで陥落することはなかった(先にシャイアンでの戦いにより自由恒星同盟の勝利が確定し終戦となった)。
この攻防戦によって二―ラは荒廃を極め、環境の悪化により居住者がほとんどいなくなった惑星セイレーンが外来生物として土着してしまうこととなった。

クリート研究所は、ペットショップ計画の第二段階として、素体となる生物を遺伝子組み換えなどによってより兵器としての性能を上げる研究を進めていたが、研究対象としてトーリマン星系・トーリマンIIから持ち込まれたテラーモーフによって全滅したとみられる。その後ゼノウォーフェア部門も停戦条約に盛り込まれた内容に従い解体。運用部隊であったレッド・デビルズも解散された。

活動内容はあくまで技術研究・実用段階までの開発であり、素体となる異星生物の捕獲はUC海兵隊が、成果物であるゼノウェポンの実戦での運用はUC海軍内の部隊“レッド・デビルズ”が行っていた。

関係者は以下の通り(追記求む)。
クリート研究所
ポールソン博士(最初の上級異種生物学者→更迭)
ヘイデン・ウィン博士(異種生物学准技術者→2番目の上級異種生物学者)
チン博士
マイケルソン
アマンダ(クリート移転前に転属か死亡?)

(元)軍属
パーシバル・ウォーカー博士レッド・デビルズ/ゼノウォーフェア部門共同責任者→シドニアの採掘労働者→債務者→テラーモーフ管理部門(TMD)共同責任者)
ヘイドリアン・サノンレッド・デビルズ/ゼノウォーフェア部門部門共同責任者→フィールドワーカー→テラーモーフ管理部門(TMD)共同責任者)
ヴィンセント・ウッダードレッド・デビルズ司令官→シドニアUC警備隊保安局長)
ルー・サアベドラレッド・デビルズ隊員→シクスサークルのマスター)
アンドリュー・ロビラードレッド・デビルズ隊員→シドニアの採掘労働者)
ブース軍曹(レッド・デビルズ隊員→シドニアUC警備隊
カサロフ大佐(UC海兵隊異星生物捕獲と研究所への移送の指揮)

その他
主人公(謎→採掘者→コンステレーションUCバンガードテラーモーフ管理部門(TMD)共同責任者)

2.名無しの探検者2024年09月28日 01:52 編集済み

クリートの地上を歩いて探索しているとたまにテラーモーフに出くわすのはそういうことなんだろうなと思う

UCバンガードミッションのストーリーラインでテラーモーフの脅威がこれでもかと描かれるためたびたび混同されるが、トーリマン星系トーリマンIIでテラーモーフが引き起こしたロンディニオンの悲劇は、UC補給基地がある都市ロンディニオンに出入りする宇宙船にフナムシよろしくくっついてきたヒートリーチが、トーリマンIIの固有植物ラザルス・プラントの出す胞子によって爆発的に成長しテラーモーフの大群となり街を襲ったもので、当時のUCも都市全体を封鎖した上での爆撃による殲滅を選ばざるを得なかったという「大災害」であり、ゼノウェポンとしての運用によるものではないので注意が必要。当時のこれがきっかけでフランソワ・サノンテラーモーフが急成長を起こすメカニズムを知ることになり、主人公が関わる一連の事件被害の遠因とはなるのだが…。

ラザルス・プラントの「lazarus」はイエス・キリストが死から甦らせた人間「ラザロ」と同義であり、その胞子の効果と相まって空恐ろしいものを感じさせる。もしかしたら植物本体の見た目が全身に包帯を巻いた人間(古代イスラエル人は埋葬の際に地下に掘ったトンネル状の穴倉に包帯でグルグル巻きにした遺体を安置して弔っていた)に似ているからかもしれないし、単に発見した研究者の名前の可能性もあるが

コメントを投稿してみよう!