コメント18件
ジョニケリ最高!!!
最後のライブということは恐らく4〜50年近く前に書かれたものになる。そんなに昔の小説が2077年になっても残っているのはある意味驚異的である。作中では自伝やAI小説のチップが手に入るが、それらはプロの書いたもので同人誌ではない。素人の書いた小説が未だにカルトファンの間で読まれているというのは感慨深いような回し読みされる黒歴史が不憫なような…。
ちなみに海外でこういうのは「BL」ではなく、「/(Slash fiction)」というジャンル。
日本の「BL」ではカップリングを表現する際に「ジョニー×ケリー」と言う風に「×」が使われるが、海外では「×」ではなく「/」が使われるのが由来。
掛け算だと左右違っても同じになるので割り算のほうが正しいなと納得した
ところでオムレツとは?
セッ…のスラング
お前のせいで割り算だと分数になって上下が決まるなとか分"子"と分"母"の関係になるなとか考えちまった
完全に個人の感想なのであれなんだけど、文章の感じが全体的に絶妙に古臭いというか懐かしいというか……。
雑に扱われるヒロイン・頬を染めがちで料理が下手な受け・俺は半分悪魔半分天使なんだ(唐突)など、一昔前の同人誌や個人サイト時代のネット小説を思い起こさせるような描写が多く、2077年から見た2021年の同人誌のいにしえ感を表現するための描写だとしたらかなり絶妙で、思わず唸ってしまった。
そのほか唐突に差し挟まれる瞳の色の描写や(ゴホッ)など、いかにもらしい同人臭さがかなり上手く描写されていて、ほんとにすごい。感動した。あと自分の黒歴史を思い出して恥ずかしさといたたまれなさにしばらく悶絶した。
なんとドッグタウンに続編が落ちており、衝撃の真実が明かされる展開。詳細はリリー・シルヴァーハンドの項を参照。
その前書きによると前作をなんとライブ後にケリーに見せ、彼に「最高だ」と言われたらしい。ケリーも大概なのでろくに読まずに言ったか馬鹿にする意味で言ったのかもしれないが、色々考えると本気で面白がってた可能性もある。
どちらかというとケリジョニっぽい
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リリー・シルヴァーハンドなる人物が2021年に発表した同人小説。
Samuraiの最後のコンサートを見た後に書いたらしい。
ロスロボス通りのマンションの1702号室でチップが見つかる。