カフカス

新ソ連の重機メーカー。
ナイトシティで見かけるのはブラーツク U4020やゼヤ U420といったトラックが主だがトンネル掘削ドリルや自動清掃ドローン、24トンのコンクリートミキサー車等も手掛けている。

　カフカスとはまたの名を英語で"コーカサス"とも言う。
　そう、パナムたちが詰め込んだ財務副大臣の所属していた政府がある地域である。
　英語ロシア語とも、スキタイ語のクロウカシス（白い雪）に由来するという。
　44万平方キロと日本と同じくらいの広さでありながら非常に多くの民族が暮らしており北部をロシア（この世界では新ソ連）が支配し南部をアゼルバイジャン、アルメニア等の三国と事実上独立した地域などが支配している。
　過去には全域をソ連が支配していたが現在ではこのような状態になっている。
　この世界においては"コーカサス"という政治体制が生まれているのかもしれない。それが新ソ連の一部なのか多様な民族をまとめ上げた共和国なのかはわからないが。