コメント4件
都合の良い時だけ頼ってくる という見られ方もするが、実のところ「離別したのに理由もなしに会ってはいけない」という心のしがらみがあり 依頼はその理由作りの一つなのかも
その証拠に 再会して恋心が再燃しそうな空気になったら依頼内容を切り出すし、二度も応えてくれたアーサーに対して我慢できなくなり自らデートに誘って、それでも止まらなくなって駆け落ちを提案した
惚れた弱みを利用するしたたかさというよりも女性特有の言い訳探しの面が強く思う
補足:一度目の再会後にキャンプ内でスーザン、ティリー以外の女性メンバーから訪ねられた時のリアクション
メアリーベスは「早く忘れられるといいわね」『もう彼女とは終わった事だ』「それならいいけど」
アビゲイルは『彼女優しくていい子よね』『彼女は俺より頭の回転が良い』
サイト内に書かれてるようにメアリーベスはアーサーに憧れのような恋心のようなものが感じられ、アビゲイルは自分と価値観が近いメアリーを高く評価している
何度も考えているとふと感じたのは
メアリーは最初からアーサーともう一度やり直す為に連絡したのかもしれない
二人の結婚を阻むのは家族(主に父)とアーサーの関係性の悪さ
つまりアーサーに家族を助けてもらう事や交流を深める事でお互いの印象を改善したかったのかもしれない
そしてギャングを否定してた父親の体たらくを見た時に(これなら好きな人と生きていったほうが良い)と決断しての「二人でこのまま逃げない?」だったのかも
他の大辞典の人気用語
コメントを投稿してみよう!
- 感想、考察、雑談OK
- 挑発的、暴力的、侮蔑的な内容はNG
- コメント投稿のガイドラインに違反した場合、アクセス規制の対象となります
アーサーの元婚約者
アーサーを愛していながらもアウトローの世界で生きている事に否定的
家族を何よりも大切にしており父への尊敬、弟への愛情は彼女から切っても切り離せないものとなっている
父から結婚を猛烈に反対された事もありアーサーとは別離して別の男性と結婚するもその夫に病気で先立たれてからは再び家族の元へ
しかし立派に見えた父はどんどんと堕落していき家財を売りながら酒に溺れる
そんな中 弟のジェイミーは父との確執により家出
自分の手に負えなくなったメアリーはアーサーに助けを求める
古くからいるダッチギャングとは弟を含めて面識があり、彼女は本質的にジョン編のアビゲイルのように「まともな生き方」に拘るタイプ
それ故、ギャングの暮らしに否定的な言動をしてしまったのかスーザンやティリーら女性陣からはすこぶる不評である
幾度か再会をする度に距離をつめ合いながら離れてを繰り返し、とうとうアーサーの重犯罪を新聞で知った時に昔貰った婚約指輪を返却し決別の手紙を送る
アーサーの死後は喪服で涙を拭きながら墓参りをする様子が見られ 彼女がただアーサーを良いように利用した訳ではなく 家族という大切な存在を捨てる事ができず葛藤し続けていたと見られ、それはアーサーも同じであった
「全てを捨てて一緒に逃げない?」と切り出した分、メアリーの方が勇気があったとも言えるだろう
一方で「仕方がなかった」と言い訳を作り 男を乗り換えて他者を利用し自分の得を選び続けるメアリーの自立心の弱さを、女性の権利が弱かった時代のものとして理解を示すか それとも夫への愛を生涯誓いたくましく生きる未亡人のセイディやシャーロットも居るから時代のせいではないと思うか
人によって解釈は別れるところである