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非公式マスコット(レイラ・プラスキー談)
ノームのプログラムは採掘者のレイラ・プラスキーが仕込んだもの。
ニュースやジョークも彼女のプログラムであることが彼女本人から聞くことができる。
つまりジョークは彼女のセンスである。
なお、責任者のトレバー・ペティヤールからは、ノームの嫌味や際どいジョーク(F爆弾と呼称されている)は削除してくれないと、人事部から文句が来てスクラップにしなきゃならないとメッセージを送られている。しかし二人が直接会話しているときにはジョークは程々に、程度で許されているようだ。
「アルファベットを25文字しか書けないせいでフラれました。I(アイ)を知らなかったんです」
日本語前提のジョークがいくつか見受けられる。いい感じに翻訳されていることが分かる。
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太陽系火星にあるシドニア最下層の採掘フロアで動けなくなっているルナ・ロボティクス社製ロボット・モデルA。
ジョークプログラムが搭載されておりなんとも言えないジョークを言ってくれる。
17年前に起動し、故障によって9年以上移動できずに同じ場所にいるようだ。
保証期間も過ぎ、火星採掘業者によっては修理のコストも掛かりすぎるためそのままにされている。
採掘責任者は6年前にトレバー・ペティヤールに置き換わっているため、前任者の時点で修理されず放置されている。
動けないにも関わらず機能停止させられていないのは、自動化されたパーソナルアシスタント機能が残っているため。
一般的な連絡事項、登録された採掘者同士のメッセージのやりとり、現地のニュースを伝える端末のような扱いを受けているためである。
端末を置く予算はないが前述の通り修理して使うこともないため、このような状態なのだろうか。
ちなみに周囲でせっせと働いているモデルAロボットにはA1 MK-04と記載されているが、ノームはA1 MK-03となっている。世代そのものが古いのだろう。
21世紀の一般家屋で飾りとして使用されたとされる置物のノームとかけているのかもしれない。