くだらない人々、くだらないジョーク

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コメント3件

1.名無しの探検者2023年10月25日 22:27

ゲーム内書籍のひとつ。著者はルイス・ルッパー。(筆者が確認できた範囲では)全3巻。

様々な短文のジョークが掲載されており、巻末には本自体の評価も記されている。それによると、1巻と2巻は有人星系の一部、特に大都市にいる犯罪者の間で人気を博した。しかし、3巻が出る頃には流石に飽きられてしまったようだ。

これは余談だが、スカイリムに流通する某書籍のように、翻訳チームが頑張ってアレンジしたジョークもあるのだろうか。

2.名無しの探検者2023年10月26日 05:30

例として
惑星がパーティーでワクワク!の原文は
Planet(プラネット)と
Party〜 plan it(ぷらんにぃぇっと)なので
日本語訳はほぼ原型を留めていない。

まぁ留めていたらジョークとして成り立たないし、代わりを作るのは難しい。
しかも元々(意図的に)そんなに面白いわけでもないため各国の翻訳にはさぞ苦労したのだろう。

3.名無しの探検者2023年10月26日 11:24 編集済み

ネタ系の名前を海外展開する際には非常に難しいようです。

他作品の例えで申し訳ありませんが、例えば代打バッターという代打を勤める虫のバッタのようなキャラがいます。
これの海外名はピンチホッパーです。代打のバッターは海外ではピンチバッターと呼ばれているので、バッターにバッタの英語名であるホッパーをかけてピンチホッパーと名前をつけた、まさに妙訳といえます。

それ以外の一般的な海外のジョークの言い回しで有名なものといえばお菓子のパッケージに
unBEARably GOOD!(我慢できないほどうまい!)という文字と共に熊が美味しそうに食べているイラストが書いてあります。
これはBearが熊と我慢の意味を両方持つため海外では良い感じのジョークなのですが
これを日本語に訳したプロの翻訳者は「美味しくてクマ(困)っちゃう!!」と訳しました。これはとても見事です。

このような訳を国に合わせての翻訳をするならば、その国の言語に精通したプロが
一般の人たちの中で流行っているギャグやジョークをどのように言い回すかを考える必要があり
こればかりはChatGPTや翻訳アプリといった現代科学の粋を尽くしても非常に難しいプロの仕事です。

これらの本も、私たち日本人からすればたいして面白くもないジョークに見えますが
いざ言語との比較をしてみると、とても興味深く面白いものになります。

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