屍鬼に分類される怪物。
愛想のいい相手には見えないが、こちらが先に牙を剥かない限り、大した害を及ぼしてはこない。
争いよりも、大釜に体液を仕込むことのほうへずっと強い関心が向いているからだ。
主な住処は古い墓所で、できて間もない墓地の周りや、死体の集まる場所でも目にする。冬は人の眠りに似た状態で過ごし、群れることなく、まったくの一匹で暮らす。ただし縄張りを侵されたと感じた途端に豹変する。
毒は効かないが銀には弱い(日本語版の図鑑では「霊薬に耐性」と訳されている)。血塗られた美酒で加わった。亜種に、肌の模様が違うスポッテッド・ワイトがいる。
ワイトは身の危険を悟ると必ず液を吐き、それが間を置かずバーゲストの形をとる。バーゲストはワイトの指図どおりに動き、一匹片づけてもすぐ次が補われるので、そちらを相手にしている限り戦いは終わらない。図鑑の勧めは、まとわりつくバーゲストをアクスィーで足止めしておき、そのあいだに本体を叩くこと。
「ワイト(wight)」は古い英語で「生き物・存在」を意味する言葉で、もとは人間も含む広い意味を持っていたが、やがて怪異を指す言葉として定着した。手下のバーゲストも、イングランド北部の民間伝承に伝わる不吉な黒犬の妖怪の名が元で、その出現は死の前触れとされていた。
ワイトもそう思います
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