遺存種に分類される怪物で、図鑑はレーシェンの一種として扱っている。
人の通わない森の奥まった難所に多く、こちらから脅かさない限りは襲ってこないが、機嫌を損ねた途端に恐ろしい相手へ変わる。
植物と分かちがたく結びついていて、これを操る。だから縄張りの草木を傷つければ、余所者として手ひどい報いを受けることになる。
レーシェンとは頭の形で区別でき、あちらが鹿の頭骨をかぶったような姿なのに対し、こちらは人の顔に近い。
どちらもイグニがよく通る。血塗られた美酒で加わった怪物で、トゥサンにしか棲んでいない。固有の名を持つ個体にグロットルがいる。
スプリガンはイングランド南西部コーンウォール地方の妖精で、古代の遺跡や埋蔵された財宝を守る役目を持つとされる。普段は小柄で醜いが、体を巨大化させて巨人のような姿になる話も伝わっている。縄張りを侵す者に容赦しない点は、作中のスプリガンにも通じる。
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